住まい手の想いに寄り添い
納得いく予算で
浮かび上がるカタチを磨き上げる


住まいづくりはもっと自由に、もっと楽しみながら出来ると私たちは考えています。快適でたのしみのある住まい作りのお手伝い。これが私たち Eee worksの仕事です。

一級建築士事務所 Eee works

Column コラム

原風景 Column22

2015-08-23

夏の帰省

もう何度も繰り返した夏の行事。同じところに帰るのに年々変化を感じる。
地域としての変化もさることながら、それを見る自らの変化なんだろう。

時間と予定に追われる生活を出発し、進むにつれ人工物と自然の割合が徐々に入れ替わり、気持ちもじわじわ スローダウン。帰る前の煩わしも段々と薄れ、気持ちも自然の中に溶けていく頃、到着です。

あさ

田舎の あさ は静かに開けていく。行き交う車も都会に比べると極端に少なく、静かな あさ
車より小動物の鳴き声の方が勝っている感じ。太陽が照り始め ”ジワン” という音が聞こえそう。

ひる

春に植えた稲は大きく育ち稲穂は収穫待ち。ちょうど収穫は最盛期。小学生の頃はよくキワ刈り(コンバインが入らない際を手で刈る)の手伝いをしたものです。今は全てコンバインで刈れるらしい。機械の進化。。

よる

呑むなら乗らない!だから電車 (ディーゼル汽車)。
昔は「キハ」車両でフロアーが板張りだった様な記憶がある。さすがに今は板張りではないが、車両は1~3両と少ない。ローカル線は単線で駅で上下戦が入れ替わる。本数は少なく、この汽車を逃すと確実に約束に遅れる。だから乗客は前もってやって来る。

もどる日

この街に長く住んで居たのに、こんな綺麗な景色が日常にあったのに当時は特別だと感じなかった。
年を重ねたからなのか、今の暮らしとのギャップからなのか、年々その特別感は増していく。

しかし現実は、過疎と、高齢化が急激に進み、かつて通った小さな商店街はシャッターが目立つどころか、シャッターと空き地になった。
街の広報では”お悔やみ”と”おめでた”は同じ行でもフォントの大きさが違うほど目に見えて人口減少している。
今、ここに暮らさない自分に何ができるか今すぐにはわからないが、ここに住み続け未来を語る友人にまた、会いに帰ろう。

それだけは今決めた。

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