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一級建築士事務所 Eee works

Column コラム

実家の風呂はなぜ寒いのか  Column173

2017-12-22

昨日の『冷気』はどのように部屋に入ってくるのか問題。

今日はここを探ってみようと思います。

これ、大きく分けると、

1、外と内を隔てる壁に隙間があって、冷気が入ってくる。

2、外と内を隔てる壁が薄くて、冷気が突き抜けてくる。

この2つが大きな理由かと思います。

 

この『二つの寒さの理由』ちょっと専門的に言うと

1、の隙間の話は『気密』

2、の薄さの話は『断熱』 聞かれたことあると思います。

 

この『気密』とか『断熱』ということが、温かさや涼しさなど

温度を維持するためには、非常に重要で、

『寒い実家の風呂』はここに問題があるため『寒い』のです。

 

決して、古いからでも木造住宅だからでもありません。

写真の折れ線グラフは、

お風呂に入る順に、体に触れる温度の変化を表したものです。

 

居間→廊下→脱衣室→浴室→湯船→再び脱衣室

と一連の流れでこれほどの温度変化があります。

 

ここで特筆すべきは、お風呂は着衣量が『ゼロ』になると言う事です。

脱衣室、浴室という着衣が『ゼロ』になる空間でこれほどの温度変化がある。

急激な温度変化 → 血圧変動 → ヒートショック

これがメカニズムです。

 

 

そして、浴室・脱衣室の多くは住まいの北側にあり、換気のために比較的大きな窓が付いていませんか。

 

この北側にある大きな窓のある浴室では、『冷気』を招き入れ室温が上がらない理由があります。

これが、『断熱・気密』がないと言われる状態です。

 

北側に設けられたタイル貼りの在来浴室は下地がコンクリートブロックで作られていることが多く、これには断熱の効果がありません。

そして比較的大きな窓、アルミサッシに型板ガラスが一枚。

これも冷たくて触るのもためらわれるほど、冷気が突き抜けてきています。

脱衣室の床もおそらく断熱材が無いか、有ったとしても隙間があり

その効果はほとんど見込めていない状態なのではと思います。

 

では、『断熱・気密』がきちんと出来ていないとなぜ寒いのか。

これには、いろんな数値基準がありますが、

それは一旦置いといて、この時期お出かけ時には必須の

『ダウンジャケット』で説明してみます。

 

ダウンジャケットには「いろんなものがありますね。

・グースダウンを使った高性能登山モデル

・価格重視のタウンユースモデル

どちらが暖かいでしょうか?

 

高性能登山モデルの方が暖かそうです。

 

しかし、ジッパーが壊れて閉まらない登山モデルと

ピチッと閉まるタウンユースモデルだとどうでしょうか?

 

いくら高性能なダウンでも閉まらないのでは、全く暖かく無い。

これが、断熱と気密の話です。

『断熱』=ダウンジャケットのダウンの性能。

『気密』=ダウンが役立つための機能。

 

この2つがセットになって初めて暖かい。ということになります。

先ほどの『浴室』

そもそもの性能として覆う壁や窓が薄すぎますよね。

服を着た上から着るダウンジャケットよりも薄い断熱材の壁。

着衣がない浴室でこれじゃ寒いです。

 

隙間のある、壁やサッシ。ジッパーがしまっていないのと同じです。

これが、寒さの理由です。

 

決して、古いからでも

木造住宅だからでもありません。

 

そして、これらの住まいに住んでいるのは、我々の親世代

高齢者が多いということなんです。

 

今日はここまで。

つづく。

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