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一級建築士事務所 Eee works

Column コラム

計算で進める断熱改修 その3 Column21

2015-07-17

大変ご無沙汰してしまいましたが、「計算で進める断熱改修」 工事着手しました。
改修工事なので、解体工事から着手です。今回は「計算で進める断熱改修」なのですが、既存の詳細図面がなく。想定で計算(建物燃費ナビに入力)していた壁内、天井内、各種寸法の現物確認を同時に進めていきます。

まずは天井。

天井の断熱材は住宅用ロックウール50mm 密度不明
充填状態は この通り。。。 残念。
敷き並べ、防湿シートの連結、野縁材間の充填、、など、問題満載。
夏は暑くてここでは過ごせないとの事。・・・納得。

続いては壁

天井の換気のための軒換気が確認できます。
こ こから流入した熱気、寒気が天井の断熱材が剥がれた部分から、直接部屋内に貫流していたようです。これは暑いはずです。壁材の上部気流止めは施工されてお り、トンネル状にはなっていません。ただ、電気などの配線用の穴は,壁パネル部分に所々確認できるため、これは埋めていきます。断熱材は50mm厚密度不 明のものでした。計算上は住宅用10k 50mmと仮定していました。

続いてサッシ

既存サッシは樹脂・アルミ複合サッシ、枠材は特殊な樹脂ケーシング枠(L型の枠)でした。ケーシングが綺麗にはまった状態で解体前は内部が確認できなかった為、撤去するサッシで内部を確認。
ケーシングの固定下地として樹脂材(材は不明)のバックアップ材が隙間なく充填されて、ここからの漏気はなさそうです。ケーシングの見込み部分は流用し、ここに内窓を設置していきます。

断熱改修で現状と計画の燃費性能の比較をする場合、現状の把握は必須です。今回は多方面からの資料を参考に仮定して進めてきましたが、着手後解体時点で再度確認し、比較を再度行います。
それにしても現状は予想以上に悪い状態でした。ただこれは特殊な例ではなく、この状態のお住いは多数存在するのだろうと思います。
一つ一つ確認し、快適なお住いになる様 進めていきます。    つづく。

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