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一級建築士事務所 Eee works

Column コラム

風情と暖かさの共存を考える Column164

2017-11-20

暖かさが共存した『風情』は最高だと思う。

京都の紅葉もいよいよ終盤。今日は一気に冷え込みそろそろコートの出番かなという感じです。

 

その京都の町家。夏暮らしの工夫満載です。

通りに打ち水、熱い空気を天窓から、抜く。奥に長い京都の敷地でいかに快適に暮らすかを工夫して編み出した、暮らしの知恵がそのまま建物の形まで、昇華された成功例の一つだと思います。

 

盆地で、蒸し暑い京都の夏をしのぐための『知恵』で、その独特の雰囲気が魅力で、『町家暮らし』と言って移住者が居るほど人気もあります。

ただ、これからの季節で離脱者が続出してくるそうです。

 

理由は、

『寒い。。とんでもなく寒い。』

 

以前、町家に住む方の話を聞いたことがありますが、その方は、

冬季の自宅を『90年研ぎ続けた凶器』と表現されていました。

 

住まい手の実感のこもった、全く笑えない話で、その方からは、住まいに本来求めるであろう、『安息や充電』というイメージは全く浮かばず、『挑戦・我慢』という言葉が浮かびました。

 

温熱的な要素は、美しい、たたずまいもこの様な表現に置き換わるほど強烈な力を持っていて、体にある種の『苦痛』をもたらすのだと思いました。何により、その方からは、その住まいに住んでいることに対する、『修行僧の様なプライド』は感じるものの、『楽しそう』ではないわけです。

 

で、考えました。

この佇まいを残したまま、冬暖かくすればいいのではないか。

それは、美しい真壁に単純に断熱材をたっぷり被せて、ボードで蓋をしてと言うことでは全くなく、その建物の持つ魅力を崩さない様に技術をプラスしていく。

真壁が美しければ、それを残して暖かくする方法を考える。

これが、『温熱環境を整える技術で意匠設計を自由にする方法』だと思います。

具体的な解決方法は、場所場所によって変わるし、求める風情によって変わると思いますが、こう言うことを頭から否定せず、いかに融合させていくかを検証することが大切だと思っています。

 

住まいを暖かくする技術は、その建物の本来持つ魅力を感じさせる空間的、時間的余裕を持つことであり、消して魅力を消すことではない。と思います。

そして、これは、新築、改修いずれも同じことだと思います。

 

だって、

寒い夜に月明かりで、雨に濡れたつくばい越しに真っ赤に色づいたモミジを、縁側のガラス戸の前に座って、見ている。

ちょっと、日本酒と肴ありで。。

 

これって 良いと思うんですがね。(酒好き感がちょっと濃いですが)

このシーンて、ほんのり暖かい温度感イメージだと思うんです。

 

住まいってそんなシーンが似合うと思っています。

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