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一級建築士事務所 Eee works

Column コラム

2017-05-26

廊下について考える 視線その先へColumn91

『視線その先へ』

 

プラン上なるべく避けたい廊下ですが、

・都心部での奥に長い敷地のプラン上

・リノベーションの場合、構造上やむを得ず

など、様々な理由で発生する事もあります。

 

その『廊下』

 

イメージは、寒い、くらい、狭いなど、明るさとは無縁のイメージが多くないでしょうか。

 

長い短いに関わらず、その先がなさそうな『閉塞感』がどうも良くない。

そこで、私たちは、廊下を作る際、可能な限り、その先端部に

『光のたまり』『廊下の折れ曲がり』を作るようにしています。

 

そこで、この写真

暗いと思ったその先から、明るく差し込む光。 (右)

その先にまだ何かがありそうな折れ曲がり。  (左)

 

実は、左側は30センチ先にドアがあり、『その先』は大きい空間でも、その先に続く長い廊下でもありません。

しかし、このように全てを見せず、その先があるように見えるだけで、感覚的に広がりを持って観れるのではないか。と考えました。

 

右の開口に関しては、実際中庭に面しているので、廊下を進むと、緑が見えて来るという実際の『抜け感』はありますが、このように中庭がない場合でも、天井付近の高いところに設けた窓から『空』を取り込むなど、様々な外部への『抜け感』は出せるだろうと思います。

 

廊下の正面に大きなガラス+植栽というのもいいのですが、全てを見せず、

『なんとなくその先』を魅せる。 というのもいいかなと思っています。

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