住まい手の想いに寄り添い
納得いく予算で
浮かび上がるカタチを磨き上げる


住まいづくりはもっと自由に、もっと楽しみながら出来ると私たちは考えています。快適でたのしみのある住まい作りのお手伝い。これが私たち Eee worksの仕事です。

一級建築士事務所 Eee works

Column コラム

2017-09-14

魅せ方を考える Column139

もう9月と油断していたら、今日は結構暑くて、この時期体調管理が特に大変です。

季節の変わり目、ご自愛ください。

 

                         さて、

本日は『魅せ方』について考えてみたい

                      と思います。

『魅せ方』いろんなことが連想できますが、たとえば服装。

・今年の流行モノで、かっこいい。

・着丈が程よくかっこいい。

・昔からの超定番でかっこいい。

 

まあ、いろんな主張具合がありますが、

・どうだ! かっこいいでしょ! というものから

・細かい着丈や、素材感にこだわって自分の身の丈にぴったり合ったものを着ている。

・和服の様に伝統の定番ものを崩さずきっちりきて居ずまいもカタチの一つとしてただしている。

さりげないものから、主張の強いものまで。

 

建築も同じ表現で表せると思っています。

いい悪いではなくて、

 

私は、結果的に『魅せる』になっている。という程さりげなく、しかし際立っているような

ものに惹かれます。

 

例えば、写真の『窓』

窓の奥の庭を魅せるための窓です。 その工夫として

・風景を切り取ることを最優先するため、内部の枠も邪魔と考え枠を最小にしている。

・建具は完全引き込み戸。

・植栽の幹、枝が一番綺麗に見える様位置を考えて植えている。

・くさり樋はこの四角の窓に対して一番バランスが良い位置に設置されている。

・そして、窓の外の景色に意識が集中する様室内の照度を極力落としている。

 

そうすることで、部屋に入った瞬間

『ああーー、素晴らしい景色(窓)』

と自然と意識が庭に行きます

そんなさりげなく、けどしっかり主張できる空間やしつらえが素晴らしいと思います。

 

きびしい暑さが終われば、庭の杉苔養生の麻布が外れて、より一層綺麗な庭が

楽しめる様になると思います。

 

東京都世田谷区 旧猪俣邸 設計:吉田五十八

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