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一級建築士事務所 Eee works

Column コラム

パッシブハウス体験(PHJ5周年記念大会体験編)Column13

2015-03-26
パッシブハウス体験(PHJ5周年記念大会体験編)2015.03.25
 
前日のPHJ5周年記念大会に続き、実際にパッシブハウスの見学と、お施主様
より、生の感想を聞ける機会に恵まれました。
パッシブデザインはともすれば数値的な話が先行しますが、最終的な結果は
感覚で「善し悪し」が出てきます。数値を突き詰めた結果の「感覚」を体感出来る
またとない機会で、私自身の指標ともなりました。
 
まずは、西方設計:西方先生設計の大宮PH 
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パッシブデザインでは太陽光を、冬場窓から最大限取り入れ暖を取り、夏場
遮蔽して暑さを遮る。よって、取り入れの為の大きい開口と遮蔽の為の外付け
ブラインドでコントロールしています。これは太陽だけではなく、必要に応じて
視線もカットしています。羽の角度、開閉も柔軟に対応出来、想像以上に機械
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としての自由度が高く、内部のカーテンブラインドの役割も兼ねられそうです。
これに加え、床下空調もセットされた宅内環境は温度が一定で「温度にふわっと包ま
れる」感覚で、施主様も空調の使用は数日ないとの事で、温熱環境を数値と
感覚で体感出来る素晴らしい機会でした。
 
続いては、キーアーキテクツ:森(PHJ代表理事)設計の軽井沢PH
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午前中の大宮物件に比べ少し気温も低い中での見学となりました。
こちらも建物の躯体性能はPH基準で温度ムラのない、素晴らしい空間でした。
加えて、施主様の躯体の温熱性能・エネルギー利用に関する見識、建築家の
社会に果たすべき役割など、様々なご指摘は建築従事者として背筋が伸びる
有り難いお話でした。アメリカではエネルギー利用に関する知識は小学生の頃
から教育され理解しているとの事。教育の果たす役割の大きさをも再確認出来た
意義深い見学となりました。
 IMG_5998
また、性能もさることながら、その性能を視覚的には感じさせない柔らかい空間
構成は温熱環境は標準装備されるべきものだ とのメッセージとも感じる事が
出来た意義深い見学となりました。
 
住宅建物の価値は様々です。計画、デザイン、環境、耐震性、耐久性、費用
どれも欠く事の出来ない重要な要素です。しかし、市中にはいずれかの価値に
のみ特化したPR住宅が少なく有りません。どの要素も偏らず、バランスよく
装備される事がマストであり「良い家」なのだという事を改めて認識するとともに、
体感した温熱感は季節に関わらず、体が楽で、動きが自由になるという事と、これを
後戻りさせてはいけないと、改めて確信するPHJ5周年大会「体感編」でした。

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