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一級建築士事務所 Eee works

Column コラム

『住まいを考える』シリーズ

2018-10-29

使いやすいパントリーの作り方 column224

『家事の味方!』

というパントリー

パントリーといえば、

食品庫、日常使用しない食器・調理道具を保管して置く場所

ということですが、

 

このパントリーが積極的に活用出来る様にすることはとても大切です。

 

食品庫、収納は収納したものが

『取り出しやすい』

『把握できている』

ということが、非常に重要ですが、

 

場所だけ確保したパントリーでは、少し困ったことが起こりがちです。

例えば、袋小路タイプのパントリーでは、

棚は壁の両サイドにあるもの、棚の奥行きが物の寸法に対して深すぎて、

2段収納、3段収納など、

奥に何重にもものが折り重なっている。床にも物があって、奥には『何があるか分からない。』

整理して見ると、同じものがいくつも出てくる。。。。

こんなことないでしょうか。

 

これは、パントリーが料理、家事の動線上になく、独立していたり、

棚の奥行きが、物に対してフィットしていなかったり、していませんか?

これは、パントリーに行くことが、おっくうになって、キッチンの床や手近な所に物を置いてしまい、パントリーに収納したものを

『さてどこにあったかなー?』

となって、棚が深く奥の物がなかなか入れ替わらない。ということが起こりがちです。

 

プランのパントリーは、『回遊式』になっていて、左右どちらからでも入っていける『廊下の様な』パントリーになっています。

右から入れば、洗濯ルーム

左から入れば、パントリー

 

という様に、およそ朝の忙しい時間左右どちらかでも入っていける様になっています。

また、洗面所は独立しているので、

『洗濯・料理で慌ただしい動線』

『歯磨き髪セットの自分の場所』

が重なっていません。

 

また、パントリーが廊下状になっているため、袋小路タイプに比べ行き止まり部分にものが置けず、床にものが溜まっていくことができません。

 

以前収納棚の『最適な奥行きとは』について書きましたが、ここでも棚の奥行きは

『置くものの種類』によって分けています。

 

ただ、『奥行きが深くなっても収納量も欲しい!』限られたスペースで計画する場合それはとても大切です。

そんな場合は、”無印BOX”などを活用します。

大きさが不揃いのものは、種類ごとに大きさの揃ったBOXに入れて収納します。

 

奥行きとぴったり合うBOXを使用すれば、単独で重ねるより多くの容量が確保できます。そしてそのBOXに『どんな種類のモノ』が入っているか表記も忘れずに。

収納、パントリーを使いやすく、常に活躍する状態に保つ秘訣は、やはり

『一目瞭然』

何が・どこに・どれだけ

あるか把握できる状態。

昔収納名人の奥様との打ち合わせで、その奥様から教えていただいた言葉で、今も私が『収納』を考えるときのヒントになり続けています。

 

収納が苦手だと思われている方は、この

『一目瞭然』『あまり細かく分類しすぎない』

2つをポイントに収納してみると、『意外と収納得意!』になるかもしれません。

 

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