住まい手の想いに寄り添い
納得いく予算で
浮かび上がるカタチを磨き上げる


住まいづくりはもっと自由に、もっと楽しみながら出来ると私たちは考えています。快適でたのしみのある住まい作りのお手伝い。これが私たち Eee worksの仕事です。

一級建築士事務所 Eee works

Column コラム

『あれこれ考える』シリーズ

2018-11-27

東かがわ市の今を考える column229

香川県 東かがわ市

人口:31,004人

(平成30年11月1日現在)

 

平成20年11月には、38,897人であった人口は、この10年間わずか2回それぞれ、21人、172人増加したのみ。

 

あとは、すべての月で、前月を下回る。という減少の一途を進み、この10年間で約7800人減少しました。

全国の市町村で進んでいる人口減少ですが、ここでも例外なく確実に進んでいます。

 

そんななかで、

最近、新しいバイパスができました。

最近、新しいひとの駅という箱物建築ができました。

 

ずいぶん前に

高校生の時、毎日通ったパン屋さんは更地になりました。

高校生の時、週一で通ったお好み焼きはさんは、倉庫になりました。

商店街は、空き家になり、手入れされす、『割れ窓』が目立っています。

 

しかし、

そんな中、母校三本松高校が2017年

ほぼ東かがわ市出身の選手で全国ベスト8に躍進したことは、

まさに快挙!地元の誇りです。

 

大切なことは、

地域がどうであれ、そこでは確実に暮らしがあり、日々を懸命に生きる人がいる。

瀬戸内の海に沈む、美しい夕日の見える景色がある。

 

だからこそ、

人口密度の200人/1K㎡

の街で進めるべきは、新しい道路や、箱物建築の計画ではなく、ロスをなくして、魅力をいかに富に変えるかの検証であるように思います。

 

これから更に、高齢化率はどんどん上がります。

箱物建築を作るのではなく、

移動市役所を、不要になった既存のスクールバスを改造してやってみてはどうか。

自由な移動手段のない、買い物に困る独居老人を、市のタクシー会社と連携して、巡回バスを使ってスーパーまで送迎してはどうか。

 

何れにしても、箱物を作って、今後の維持管理費を考えれば、はるかに安いはず。

点在し、空き家が目立つ集落に新たな下水道網は必要ないと思う。

 

必要なのは、スモールシティーの検討であり、地域の富が外に流出しない地域循環エネルギーについて真剣に考える。ことだとつくづく思いました。

 

暮らす人から、

『もう無理やからな・・・。』

と聞くのではなく、

『なかなか、良いよ』

と聞ける様、自分は何が出来るのか。

 

改めて、考えて見たいと思います。

このコラムを読んだ人は、
こちらのコラムも読んでいます

無料相談会へのお申し込みは、お気軽に下記よりどうぞ!

お電話は月~土曜日AM9:00-PM8:00まで / メールは24時間いつでもどうぞ

  • お名前(必須)
  • ふりがな(必須)
  • メールアドレス(必須)
  • お電話番号(携帯可)

▲ページTOPへ