住まい手の想いに寄り添い
納得いく予算で
浮かび上がるカタチを磨き上げる


住まいづくりはもっと自由に、もっと楽しみながら出来ると私たちは考えています。快適でたのしみのある住まい作りのお手伝い。これが私たち Eee worksの仕事です。

一級建築士事務所 Eee works

Column コラム

2016-05-02

インスペクションのススメ Column51

インスペクションのススメ

熊本・大分地震でお亡くなりになられた方のご冥福を

お祈りしますと供に

被害に遭われた方々へお見舞い申し上げます。

1日も早い いつものくらし への復帰を

心よりお祈りしております。

 

建築技術者の一人として 被害の原因を正確に理解しこの先の快適で安全な住まいを作るために精進していくことが今すべき事と考え行動してまいりたいと思います。

 

さて、

日本インスペクターズ協会 の実地研修会に参加してきました。住宅の、痛んでいるところはないか。

瑕疵といえる不良箇所はないか。日常生活に支障が出るような箇所はないか。

これを各所確認していくのが インスペクション。

 

それをこのように様々なツールを使って確認していきます。

 

住宅のあらゆる箇所

外部:やね、かべ、きそ、床下

内部:ゆか、かべ、天井、屋根裏 を見ていき

その表面の見える部分から下地(壁の中)の状況を想像していく。

 

住宅の状況は千差万別。1件として同じ状況はありません。それを1つ1つ丁寧に確認し記録していきます。

 

手始めは外部から。

写真は玄関引戸のたて枠。写真が悪いですが、、白蟻被害があります。ということは家全体(特に北側は・・)と想像しながら見ていきます。

 

 

基礎:ヒビが入っている箇所はクラックスケールをあてヒビの広さを確認します。

一定以上の幅のヒビがあれば構造上問題のある可能性がある。ということになります。

ただ、

ヒビがあることのみをクローズアップしていくのではなく、ここから読み取れる建物の状態を推測してく

 

 

内部も柱に傾きが無いか、床に傾斜が無いか、計測していきます。

(畳の傾斜判断は周りの畳寄せで行います。写真は機器紹介のための設置です)

 

一通り外部内部を記録していくと、およそ家の状態がわかってきます。

 

例えば、

建物全体がどちらかに傾斜してる。屋根から雨漏れがあり、そこから壁、室内と浸水している。床下に防湿コンクリートがなく、床に断熱がなく床下の湿気が多い。

 

その上で、ここから読み取れる懸念点、をまとめていきます。

 

いつもは、主に新築建物の設計を仕事としていますが、既存住宅の高断熱改修の相談を頂くなど、中古住宅の活用事例も増えてきました。

 

既存の状態を正確に、専門的に判断し今後の住まいとの付き合い方を決めるお手伝いとなれば 幸いです。

 

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