住まいづくりはもっと自由に、もっと楽しみながら出来ると私たちは考えています。快適でたのしみのある住まい作りのお手伝い。これが私たち Eee worksの仕事です。
一級建築士事務所 Eee works
体感に勝る理解なし!
最新のパッシブハウスの体感のチャンスを頂き、
PHJ(パッシブハウスジャン)http://passivehouse-japan.orgのメンバーの皆様との探訪記です。
前沢パッシブハウス
設 計:キーアーキテクツ http://www.key-architects.com/2015/11/21/前沢パッシブハウス竣工しました/
施 工:カネタ建設
延床面積:139.11m2(42.15坪)
滋賀を出発し富山県黒部市まで車で行くこと5時間で到着。早速気温確認。残念ながら温かく・・14度。高性能な住まいの場合、見学(体感)の注目点は外気温との温度差だったので、一層の事「マイナス」気温を期待したのですが、残念でした。(笑)
何はともあれ無事到着。
キーアーキテクツ 森代表自ら説明頂きました。
高性能住宅の側面よりも意匠的な面に関心が向く洗練された綺麗な建物です。
外壁は長尺の板金と、杉板(ウッドロングエコ塗布)をベースにまとめられています。南面の建物全幅のサッシは、建物の「開く・閉じる」コンセプトを明快に表現し、細部もそれを補完する様納められていました。無論 南面の大開口からは日射が取得できます。
一見すると高性能住宅のとして計画された様には見えず、空間が間仕切る事なく連続する気持ちの良い空間でした。スキップフロアー(階段状の空間の作り方)として計画されていて、玄関ホールから0.5階上がるとLDKさらに0.5階上がると個室という計画です。
通常、関西の住宅だとこの様な窓の収まりはコンクリートの建物でよく見ますが、この建物は木造です。木造の通常の軸組(柱と梁で建てる工法)の外部に断熱パネルを追加しているためこの様な収まりになっています。
結果、建物全体の温度環境は一定になり、1階、1.5階、2階でも温度差はありません。
すべての箇所の天井、床、壁が19.5℃~20.3℃でした。(放射温度計にて実測)
結果、6畳用エアコン1台で42坪強の建物が暖房でき、かつ温度差が1℃以内。素晴らしいです。
設置されている「バイオエタノール」の暖房機は暖房ではなく、炎を楽しむためのものとして設置されていました。
建物に入って2時間が過ぎた頃には、外気温の事、室温の事など、全く気にならず、ただただ、体が春のようにのびのび楽に動く事に、気持ちもほぐれ、揺らめく炎の前で談笑しておりました。
大変お世話になりました。
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