気密試験を行いました。
建築の気密試験とは、住まいのすきま風防止のフイルムが隙間なく施工できているかを、確認するための検査です。
気密試験の結果はC値2.2㎠/㎡
結果については日頃、新築物件で目にする
素晴らしいC値には遠く及ばないものの、(改修工事で、一部既存残しではありますが)結果以上に得るものが大きかった試験となりました。
施工は、スケルトン高断熱改修が、初めてのチームでした。
私も初めてづくしの事だらけの中、
諸先輩方にアドバイスを頂きながら、ようやくここまできた、試験でした。
私以上に、緊張の表情はフイルムを実際に貼った大工さん。フイルムを貫通した電気屋さん。
想いが伝わってきます。
試験開始、試験に必要な圧力まで上がらない。
何かがおかしい。。緊張と動揺。
初めてのチーム全体、気をつけて丁寧に施工したつもりでもダメだったか。。。
一様に落胆、無言。
ただこのまま終わるわけにも行かず、
考えられるところを総出で応急手直し。
午後から仕切り直しで、本試験に臨みました。
本試験開始、チーム全員表情は硬く無言。
ブィーンとファンがまわり減圧開始。
表情は、皆硬いまま、なんとか測定終了。
そこで出てきた、数値でした。
改修工事として、はまずまずとのお話も聞いたところで、ようやくチームの表情も緩む。
そこからの大工さんの表情が変わりました。
今から出来る手直しポイントの確認。
そもそもの反省点。
次回に生かすための質問。
大工さんをはじめ、施工を数値で評価することは滅多にありません。
当然、この数値が全ての評価ではないけれども、意識が、大きく変わるきっかけになったことは間違いなかったようで嬉しくもありました。
帰り際に大工さん。
もっといけると思ってたけどなぁ~。(笑)次はバッチリいけるよ。。
ありがとうございました。引き続き宜しくお願いしますね。
実り多き試験でした。
この試験に際し、多大なる、ご尽力とご協力を頂きました皆さま、この場を借りまして、心より御礼申し上げます。
ありがとうございました。
今後ともご指導、宜しくお願い申し上げます。