住まいづくりはもっと自由に、もっと楽しみながら出来ると私たちは考えています。快適でたのしみのある住まい作りのお手伝い。これが私たち Eee worksの仕事です。
一級建築士事務所 Eee works
6畳間について考える
『子供部屋は6畳が、2間で・・・』
ご要望でも、また設計者からの話からもよくある話の一コマだと思います。
この『何畳』という基準について実は、私たちはあまり重視していません。
確かに、一般的に部屋にまつわる あらゆるもの、
例えば、エアコン、ラグマット、ベッド、などなど。目安として『何畳用』と表記されているし、非常に一般的な広さの目安になっています。
実は、そこがあまり良くないのでは?と思っています。
この「何畳」という単位、「たたみ何枚分」ということでして、しかもそのたたみの大きさは、地域によって、建物のタイプによって、バラバラなんだということ。ご存知でしたか?
国内で、いろんな地域にお引越しされた方は経験があるかもしれませんが、
実家で使っていた6畳用のお気に入りのラグマット。進学の時にマンションに持って行ったら入らない。。同じ6畳って書いてるのに・・。また、実家の6畳間は私の部屋より大きい!
こういうことが起こります。これは、バケツ一杯とコップ一杯を同じく「一杯」と言っているのと同じ事が起こっています。別のいい方『何リットル』と単位を言い換えれば全く違うことになるのに、「何畳」という単位はこういう事が起こる、勘違いしやすい単位なんです。
ということで、私たちは、「何畳」という単位をあまり重視していません。
何平方メートル(㎡)という単位で考えています。
また、子供部屋についていうとその部屋の使い方をどのようにするのか。
本質的に考える事がたくさんあって、その結果必要な広さやカタチが決まると思っています。
・基本的に子供部屋はお昼は留守の部屋になっています
・部屋で一人で過ごすことを前提としたスペースとする?
・勉強はリビング?、一人でお部屋?また、受験期はやはり部屋?
・リビングでいつもは皆と過ごし、寝る時だけ部屋に戻る?
・着替えは自分で片付ける様に自分用の収納棚を部屋に設ける?
・そもそも子供部屋の居心地をよくすること自体どうなの?
・今は、お子さん2人一緒に寝ますよね?
・子供が巣立った後、その部屋の使い道は色々考えてる?
など、親としてお子さんとの関わり方、教育的な面、将来の事。など本当はたくさん先に考えることがあって、それを考え尽くした結果として、必要な広さとカタチが決まる。と思っています。
その結果として、『6畳』。ならそれはもちろん否定はしないのですが。。
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