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一級建築士事務所 Eee works

Column コラム

2018-03-19

シェアを前提にすると家づくりは大きく変わる Column190

シェアリング

シェアリング〇〇。最近はかなり一般化してきた言葉です。

カーシェア、シェアオフィス、ルームシェア、などなど、

何かを誰かと共有する。共同で利用する。という意味ですね。

 

一般的には、かなり浸透してきた『シェア』という概念ですが

これと対極にある考え方が『占用』です。

家づくりも同じで『シェア』と『占用』は『共同住宅』と『戸建て』と言い換えてもいいと思います。

 

共同住宅では、基礎、外壁、設備の一部などを共有しています。

一方、戸建てでは、これらを全て占有していて、維持管理も個人で行います。

この維持管理の費用が結構大きく、身近なところでは最近の『自家用車』離れの要因の一つではとも思います。

 

最近お話しした住まい手さんから、

『車はシェアですが、今はこれでいい』との話がありました。

こうなると、家づくりは大きく変わります。

敷地の中で最初に計画する外構計画。

この、駐車場を確保する必要がなくなる。

駐車場は、なるべくリビングから見える位置にしたくない。しかし、裏動線とは近い方がいいなど、そのポジショニングは、結構難しい。

それが、『車はシェアで十分』ということになると、一気に配置計画は、自由になります。

 

『戸建て』であってもこの『シェア』の考え方を積極的に採用することで、いろいろな面で暮らしが豊かになるように思います。

1週間で、5日動くことのない車に約4坪を占用されている。

これを『シェア』にチェンジできれば、多分その4坪は

様々な可能性が広がる空間になることでしょう。

家に取り込むもよし。中間領域にするもよし。

家づくりで制約だと思っていたことは、実は考え方次第で手放すことが

可能なことかもしれません。

 

夕飯の支度を手伝いながら、普段は使わないロックアイスをスーパーに買いに行きながら、

『これこそ、冷蔵庫のシェア』

『私のロックアイスは、スーパーの冷蔵庫に保存している』

そう考えると、なんでも自分で占用する必要もなくなる。

と思った週末でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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