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一級建築士事務所 Eee works

Column コラム

2017-11-21

南向き敷地=一等地を考え直してみる Column165

南向きの日当たりのいい敷地は必ずしも必要ない。

建物の高断熱化が進むと、『冬寒い北の部屋』『夏暑い2階の部屋』

という考え方が、変わってくる。

断熱化することによって、外気温の影響を受けにくくなり、家中同じ温度で、暮らせる様になると、そんなこれまでの条件が変わってくる。という話を書きました。

だから、これからは北の部屋は『寒い』ではなく、

『一定照度の落ち着いた部屋』、という評価もあり得ると思います。

実際私は、子供部屋や仕事部屋などは一定照度の北側が向いていると思います。

だったら、この考え方は、敷地選定の段階から使えないか??と考えました。

元の区画を2分割3分割して敷地化している物件を最近よく見かけます。

道路は、1方接道が多いので駐車スペースが道路側。

その奥に建物。

隣も、建ぺい率など法定条件は同じなので同じボリュームになってくる。結果、南・東の場合はもちろん、ときには道路面なら方角関係なく

『リビング+掃き出しサッシ』の同じ様な建物が並ぶ街並みになる。

と、こうなりがちです。

これ決して否定しているわけではなくて、検討した結果こうなる事ももちろんあります。

ここで言いたいのは、南はリビング、北に水回り。と決めつけて、それができる敷地が一等地、そうじゃないとダメ。

という事ではなくなるのでは?という事です。

住まいの内部はどこでも同じ温度に保つことが技術的に可能ということになれば、南側が住まいの中で『一等地』ではなくなります。

『光と熱』をどこから取り入れるか

『視覚的な外とのつながり』はどこで作るか。

という住まいと外との関わりを考えたときに必ずしも南の掃き出しサッシが一等地ではなくなります。

あとは、内部の日射の影響を受けるところに適した空間と

比較的落ち着いた空間をどの様に配置するか。

それぞれをどう繋ぐのかが需要になります。

という事は、必ずしも

『南向きの日当たりのいい敷地』

じゃなくても

『いい住まいは必ずできる!』 

と自分自身のハードルを上げながら (笑)思うわけです。。

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