住まいづくりはもっと自由に、もっと楽しみながら出来ると私たちは考えています。快適でたのしみのある住まい作りのお手伝い。これが私たち Eee worksの仕事です。
一級建築士事務所 Eee works
『住まいを考える』シリーズ家づくりのはじめに暮らしを整理する設計
家庭という名の建築

何かと比べなくて良い 自分がいいと思う味でいいんですよ。
家庭の味とはそういうもんです。
by.土井善晴

ABCラジオ 浦川泰幸の健康道場プラスでの一節
そして、これは家庭料理は雑多でも思うままでいいんです!ということではない。
他の話では、こうもおっしゃっている。

ゴーヤチャンプルの作り方で、土井先生は『チャンプル』というと
色々な具材を一気に鍋に入れてごちゃ混ぜに炒める方がおられるけども、
そんなことじゃなくて、素材それぞれの程よい火の入れ時間というものがある。
それをそれぞれ7割方火を入れて、いい加減になったところで、一旦出して
最後に全てを合わせて仲良く仕上げていく。これが大事なんです。
その上で、最後の味付けは、食べる人がそれぞれ自分の好みでアレンジしていいんです。
こうおっしゃっている。
決して、家庭料理は雑多でよい!ということではない。
素材それぞれの火の入れ時間(個性)を大切に素材と対話しながら最適な状態を
探してあげる。これが料理だとおっしゃっている。
住まいという家庭と関わる仕事をしていると本当に家庭の形は千差万別だと思う。

起きる時間に始まり、身支度の順番、帰宅後の過ごし方、庭が好きな方もいれば
見るだけで十分という方も居らっしゃいます。
住まいづくりをきっかけに庭づくりに目覚められる方もおられます。
そんな『家庭という名の住まい』のお手伝いをするときに心がけていることは、
可能な限り先入観を持たず、いただいた情報をフラットに見聞きし素直に受け入れ
ること。
その情報をただ単純に聞き入れるのではなく整理整頓して『住まい』という形に
ご提案も盛り込んで作り上げていくこと。
これは意識して心がけています。
一方

設計者というそして少しばかり建物の美しさに力を入れて設計しているものとして
ある種の『カタ=作家性』みたいなものは大切な点でもあって
その両方のバランスという点が難しかったりします。
相反する点があったとき、それをカタチとしてどう腹落ちさせるかという点が
なかなか飲み下せない時期もありました。
同世代の建築雑誌に載る『作品』と言われる建築は ある種の芸術作品にまで昇華され
その作品性が際立っています。
その建築が『住まい』に適しているのかは別として、想いを率直に研ぎ澄ました
という点においては、とても及ばないと落胆することもあったりします。
アトリエ事務所と言われる『作品性・作家性』をギリギリと磨く修行時代を経た
ものとしては、いろいろと迷う時期もありました。
しかし、土井先生のいう『家庭は家庭の味』という今日のお話はとても腹落ちしました。

『住まいという家庭』を作っている設計者として目指すべきは『作品』ではなく
『住まい』であるという基本的な考え方。
今までそう考えてきたことを後押ししてくれたような気持ちになりました。
今までも『それぞれの家庭』に向き合う気持ちは常に真剣であり全力でできることを
全てやってきたという自負はあります。
そして、その結果としての建築が少しでも美しくなるようチャレンジすることも
常に心掛けてきました。
その結果としての形に『作家性・作品性』があるか否かは他人が判断することであり
その評価に一喜一憂する必要もなく、『私は私流』という考えで良いのだと
改めて思ったヒトコトでした。
実は、土井先生は以前 私が設計担当した東京のレストランで番組の収録時

その空間を見て『えらいシュッとしてる空間やねー』といって頂いた時から
特別な気持ちを持って見ています。笑
関西人にとって、『シュッとしてるわー』は最高の褒め言葉だったりします!w

今日は、ハイボール美味しく呑めそうです!
長文お付き合いありがとうございました。
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