住まいづくりはもっと自由に、もっと楽しみながら出来ると私たちは考えています。快適でたのしみのある住まい作りのお手伝い。これが私たち Eee worksの仕事です。
一級建築士事務所 Eee works
『住まいを考える』シリーズ家づくりのはじめに自然環境・災害
1995, 0117, 0546

あの日から、31年。
毎年1月17日を私は特別な想いで迎えます。
31年前のあの日、私は県外の大学にいました。
両親からの『テレビつけてみ』と言う電話。
画面に映し出された信じがたい映像が、しばらく現実のもののとして飲み込めませんでした。

翌1996年、大阪で設計修行を開始。まだ震災の爪痕が深く残る神戸の街へ、復旧の手伝いに通う日々が始まりました。
凄惨な状況を目の当たりにし、住まいを失った方々の再建計画にも携わりました。
そこにいらしたのは、決して前向きな気持ちだけではいられない、
やりきれない想いを抱えた施主様たちでした。
そんな方々の心と向き合いながら過ごした
『設計一年生』の記憶が今の私の原点です。
現在、私たちは
『性能は手段。その先の豊かな暮らしを創る』
ことを目標に設計活動をしています。

しかし、その『手段』こそが、建築において最も重要なことは言うまでもありません。
住まいは、家族の命を守る場所。
『家の中にいることが、何よりも安全で安心である』
これは言うまでもない絶対的な前提条件です。
あの日、構造が脆弱だったために倒壊し、住まいで過ごしていたが故に命を落としてしまった方々が、大勢います。
平時であれば『当たり前』のはずの安全が 残念ながら、
今もまだ「当たり前」になっていない住まいが多く建築されているのが現実です。
私たち実務者は今日という日に
立ち返らなければなりません。

「この家の中にいれば、絶対に安全だ」
と言い切れる前提を妥協なくクリアすること。
その強固な守りがあるからこそ、その上で
『ご家族らしく豊かに過ごせる住まい』を
創ることができるのだと、心新たにする日です。
長文お付き合いありがとうございました。
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