住まい手の想いに寄り添い
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浮かび上がるカタチを磨き上げる


住まいづくりはもっと自由に、もっと楽しみながら出来ると私たちは考えています。快適でたのしみのある住まい作りのお手伝い。これが私たち Eee worksの仕事です。

一級建築士事務所 Eee works

Column コラム

2026-04-18

中東情勢による住まいづくりの変化と現場の対応 Column418

中東情勢による住まいづくりの変化と

現場の対応

■ 報道の現状と、現場で起きている実害

中東情勢の緊迫化、特にホルムズ海峡周辺での通航制限の影響と思われる事象が、

建築業界にも具体的な「実害」として現れ始めています。

4月13日、ユニットバスの新規受注停止がメーカーより発表されました。

さらに、アスファルトルーフィングや、塗料メーカーも受注停止や出荷制限が、発表されています。

政府やメディアの発表では「石油の備蓄は十分にある」と伝えられていますが、建材メーカー側は

「原材料(ナフサ)の供給環境が急速に悪化した」として、事実上の生産調整に入っています。

SNS等では様々な憶測も飛び交っていますが、我々実務者にとって重要なのは

「今、どの建材が手に入らないのか」という事実を冷静に見極め、即座に代替品の検討や工期の調整を行うことだと考えています。

 

■ 業務フローの変更について

不測の事態に備え、現在Eee worksでは業務フローを一部変更し、以下の対応を最優先で進めております。

現在着工済み、着工直前物件を最優先としております

本来であれば、工事の進捗に合わせてお客様とじっくり楽しみながら仕様を決定していくのが私たちのスタイルですが、今は不測の事態に備え、仕様の早期決定と先行発注に切り替えざるを得ない状況と考えております。

このため、現在プランをお待ちいただいている方々や、これからお打ち合わせを始める皆様には、通常よりもお時間をいただく形となっております。

 お引き渡しを確実に、そして安全に完了させるための判断として、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

 

■ 石油由来製品への依存と「アキレス腱」

今回の事態で浮き彫りになったのは、現代の住まいづくりがいかに

「石油由来製品(ナフサ加工品)」に依存しているかという点です。

現在、受注停止や納期延長が発表されている、主な建材は以下の通りです。

  • 基礎パッキン(基礎と土台の間の樹脂部材)
  • アスファルトルーフィング(屋根の防水シート)
  • 透湿防水紙(壁の下地防水シート)
  • 板状断熱材(基礎や壁に使用のポリスチレンフォーム等)
  • 配管資材・住設機器(ユニットバス、給排水管など)

 

これらは一つでも欠ければ工程を止めてしまう、まさに住まいづくりの「アキレス腱」です。今後、影響が及ぶ範囲を予測しつつ、先手を打って段取りを組み直しています。

 

■ 実務者として、やるべきことをやる

日々の状況を正確に収集し、設計と現場が緊密に連携して、不測の事態に淡々と備える。今の私たちにできることは、それに尽きると考えています。

これから住まいづくりを始めるみなさまとは、いたずらに不安になることや、

急ぎすぎることなく、じっくり計画を進めていきたいと考えています。

まずは、家の大きさ、性能、デザインを予算と照らし合わせながら、優先事項を明確にし、通常通り面積を重視しつつ、価格上昇リスクや工期遅延の可能性も注視しつつ冷静に進めて参りたいと考えております。

この様な不透明な状況ですので、都合の悪い情報も正確に、現時点でわかっていることをお伝えした上で、最善の策を一緒に考えて参りたいと考えております。

今後も状況の変化に応じて、確認できたことを速やかにご案内して参ります。

引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

 

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