住まい手の想いに寄り添い
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住まいづくりはもっと自由に、もっと楽しみながら出来ると私たちは考えています。快適でたのしみのある住まい作りのお手伝い。これが私たち Eee worksの仕事です。

一級建築士事務所 Eee works

Column コラム

2016-06-02

クラブヴォーバン PJ80セミナー @大阪 Column58

クラブヴォーバンの関西でのセミナー その1
主 催:省エネ建築推進PT

Pleasant Design 川端 順也

cv代表 村上 敦
特別ゲスト:新建新聞社 三浦 祐成

松尾設計室 松尾 和也

持続可能なまちづくり と エネルギー自立地域をめざすという、
理念のクラブヴォーバンの内容の濃いセミナーでした。

少し遅くなりましたが、内容のまとめを、自分なりの視点で。

「持続可能なまちづくり」の持続とは?

 

現在、日本の人口は減少傾向にあり、今から、ある特定の年齢層を”増やす”ということはできません

よって、よく出る超高齢化、少子化の流れは止められない。社会になってきています。地方ではすでに深刻な過疎化が進んでいて、

↪︎

人が少ないから産業・商業の採算が取れない

採算が取れないから、職場がない

仕事がないから、若者が流出する

若者がいないから、少子化に拍車がかかる。
↪︎

およそ、このようなスパイラルなんだと、思います。そして、このスパイラルはお金も生まれないので、だんだんと先細りしていくというわけです。

 

では、地域で、お金が回る=仕事が発生する。という仕組みはないのか?

これが、
持続可能な社会をエネルギーの側面から考える。ということです。毎日使う、ガソリン、電気、このお金は最後どこに支払われていくのでしょうか?少なくとも化石資源の無い日本では無さそうです。

 

産油国や石炭、ガス資源を持っている国ですね。それを太陽や、風といったどこでも、誰でも無料な資源を使って、地域の人が作った施設で日々の電気に変換すると、地域にお金が残ります。

という話です。

 

ドイツでは、このようなエネルギーの作りかたに、巨大電力会社発電から、だんだんとシフトしてきています。方法としては、原子力、火力発電から

太陽光、風力(地上。洋上)発電に切り替えて、それを国中という

 

大きな単位ではなく、地域の小さなグループで、地産地消していくという方法です。しかもこの”ミニ発電所”は地域の住人が出資して作っています。よってこの”ミニ発電所”に払われる、料金は地域にとどまり、施設管理の雇用、施設修繕の雇用も生まれ先ほどのスパイラルの逆で、うまくいっているそうです。

 

日本でも、最近は下火になりましたが、「巨大ソーラー」が各地に建設されました。

ドイツのように、いいスパイラルになっていくのかと思われましたが、残念ながら、各地で建設される巨大ソーラー発電は、他地域、または海外からの資本により建設され、地域住民は無視されている事が多く、環境への悪影響も出始めて、すでに巨大太陽光発電は「敵視」され始めている。。。
 

地域外の人が作った施設のため、その利用料金も地域には落ちず、環境に与える影響を与える施設だけが地域に残る。という、

「県外の人の収益施設」になってしまっているという現状があります。なんとも、残念な話ですが、これが現状のようです。

しかし、このようなスパイラル。個人でどうする事もできない大きな事で、ドイツでも大きな方針は国、地方が策定しそれを住人が「理解・賛同」する形で、進められているそうです。

個人個人が特別「意欲高い」人たちばかりではない。というところが印象的でした。

 

では、住まいの方はどうなのか。 これは、次回まとめてみたいとおもいます。

つづく。

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