時差。。とは大変なもので、もう何日か、何時か、よくわからなくなって来たので、とりあえず疲れたら寝て、起きたら働く！　という『生活のワンサイクルが一日』　というふうに考えるようにしています。笑。。

さて、『何事も体感』ということが重要で、野球もテレビで見た方が選手の躍動感、細かなプレーが見れるし、聞けるのに、なぜわざわざ、米粒くらいにしか選手が見えない球場に行くのか。

暑いし、雨も降るし、なぜか。。

それは、一言『体感』を得るためだと断言できます。

いくらバーチャルが進んだと言っても、そこに行かなきゃ、居なきゃ、

熱気、居座り感、香り、風、温度は感じれないわけです。

それを感じることで、　感動と共に『グッと腹落ち感』が備わって行くんだと思います。

今回の視察は、まさしくそんな時間でした。

立場が変われば、モノの見方が変わります。

例えば、食材を間にして、提供する側と、受ける側。

調理の所作、タイミング、会話への関わり方。そして魅せ方。

それをこちらは舞台を見るように見ながら、待っている。

一緒に席を並べた人と楽しくおしゃべりして期待して待っている。

そんな中で提供される料理。

美味しく無いわけがない。　

『食事という行為』の一番素晴らしい形の時間を頂きました。

その中で提供する側と受ける側、両方に関わるのが建築空間です。

そんな空間づくりのための『体感』いただきました。

決して、出しゃばらず、けどしっかりフォローしている空間。

それが必要なんだと思いました。

プレッシャーと言うよりは、高揚感。

これもまた『体感』。

素晴らしい時間をありがとうございました。