住まいづくりはもっと自由に、もっと楽しみながら出来ると私たちは考えています。快適でたのしみのある住まい作りのお手伝い。これが私たち Eee worksの仕事です。
一級建築士事務所 Eee works
無垢材のススメ
1950年頃から便利で施工性の良い新建材が出るまで、家づくりの材料はほぼ『無垢材』のみでした。
木の柱と梁で骨組みを作り、瓦で屋根を葺き、土壁をつけて板を外壁に貼っていました。
内装も、土壁、板張りという無垢仕上げで、手間も、時間もかかっていたことと思います。
今では、新建材にその多くが取って代わられ、『無垢材』を使うことが『特別』というふうになってきていると思います。
新建材は、無垢材の特徴を良くも悪くも改良した新素材で、もちろん悪いだけのものではなく、今の家づくりには、欠かせ無い素材です。
ただ、私たちは施工的、費用的に許す限り、特に手に触れる仕上げ材に関しては無垢材をお勧めしています。
『無垢材』は、
時間とともにその表情を変えていきます。
板の表面は時間とともに、味わい深い色に変色します。
手で触る部分は、少し丸みを帯び、ツルツルと手触りが良くなります。
このような『変化』が愛着につながると考えてるからです。
『住まいへの愛着』これが非常に大切で、住まいへの意識が、メンテナンスの適正なタイミングや、不具合が深刻化する前の発見につながったり、いい側面が期待できます。
しかし、無垢材の一方の特徴としての、『ささくれ』『割れ』『反り』『縮み』他は、
無垢材が忌み嫌われる理由ではないかと思います。
これは、我々設計者、施工者が材料の選定と適正な使用部位の決定。
使い始めてからのメンテナンス方法をお知らせし、何かあれば、一緒に対応策を考える。
ということで解決すると思っています。
家の敷地に一つとして同じ条件がないように、材料も『無垢材』に関しては、そして、実は『新建材』に関しても同じものはないのです。
大切なことは、不測の事態が発生した時に
『きちんと対応する体制』
ではないかと思います。
手触りのいい『無垢材』いかがですか。
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