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三角天井の家002
2015-09-01
三角天井の家
002
現調・計画編
まだ寒い時期、リフォームの相談を頂きました。部屋同士のつながりが悪い事と、暗さの
解消を目的にお声がけ頂いたのですが、部屋の寒さが気になり、少しお話。
寒さによる健康リスク、カビ・ダニなどによる健康被害。
家の性能が低い事による結露、躯体の腐り。建物性能と光熱費の関係について、
そして何より、今日を快適にのびのびと家を使い切るために。
施主様はカナダにお住いのご経験があり、その住いが温熱環境が非常に良く、冷暖房機
に頼らず、寒さ、暑さを感じない住まいを既に経験されていました。
ところが帰国して、気候は日本の方がはるかに温暖なのに
「
日本の家の方が遥かに
寒い
しかも
暑い
何なんだこの差は!!
」
しかし理由はわからず、
夏は1階・冬は2階
と成り行き上”家内ノマド”的な生活に。
熱気が上階に溜まる夏場は1階、逆に冬場は2階へと熱に対して生活を合わせるという
生活をしておられました。
使い勝手の改善、暗さの解消、そして、この暑さ、寒さについても、対策をご提案
まず、部屋のつながりと暗さに関しては増床と、天窓を設置する事で解消を図ります。
温熱改修はまず、現状の
「家の燃費」
を
「見える化」
します。
この、現状の燃費を「見える化=計算」する事が重要で車などでは当たり前の「燃費」
これを家でも「見える化」します。
建物の規模、構造、断熱内容、など内部外部の情報を詳細に入力し家の「燃費」を出し
ますが、今回は部分改修工事なので「改修部屋の燃費」を出します。
木造(2x4)2階建、2階部屋です、面積、気積は記載を割愛します。
(先に部屋がある間仕切り壁の先と場2階床の先は空気層と想定しました。C値=5㎠/㎡と想定)
はい、出ました。
Q値2.77W/㎡K 年間暖房負荷90.74kWh/㎡ 1エネ消費量340.77kWh/㎡・年
この部屋だけの年間光熱費は約¥200.000~
(建物燃費ナビ基準による)
これが現状の部屋の構造を図面、想定などを基に計算した
「現状の燃費」
です。
さて、これを改修計画に進みますが、
改修項目の費用対効果を先ずは「燃費」という観点から検証してみます。
断熱改修は感覚ではなく計算に基づき、改修範囲と項目を決めていきます。
つづく。
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