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一級建築士事務所 Eee works

Column コラム

『住まいを考える』シリーズ暮らしを整理する設計

2018-04-09

物干し場の最適な場所と考え方 Column194

物干し場の最適な場所と考え方

物干し場といえば、洗濯物を天日で乾かす為のスペースで南側を中心に日当たりのいい位置に計画する事が一般的な考え方だと思います。

天日に当てて干した洗濯物の気持ち良さを好む方が多いのも事実です。

 

しかし、南面東面にはリビングが来る事も多く、

いわゆる「家のおもて」にあたります。

 

2階建ての家で、おもてに当たる南面のバルコニーに洗濯物がどっさり干してある。

残念ながらよくある光景です。

 

この、『家のおもて』と『どちらかというと裏方』の物干し場をうまく共存させる方法はないか。 今日のテーマはこれです。

 

物干し場を機能面からみてみると

・日当たり、風通りがいいことが大切

・洗濯機と近く、洗濯物を干す・取り込む動線との関係は重要

・外出時の雨に備えて、雨よけは欲しい

こんな感じでしょうか。

 

一方『家のおもて』リビングの開口部、機能的には

・日当たりは冬場の「熱の取得」につながる窓暖房としての機能

・リビングから外リビングに出る等中間領域を仕切る機能

・家の顔となる外観としての役割

 

と、比べるとほぼ真逆と言っていい位相反していて

やはり『家のおもて』に洗濯物を干すのは避けた方がいいようです。

 

理想は、洗面所に近く、南面・東面で、雨よけがあり、乾いた洗濯物をたたむ、アイロンがけする場所が近く、収納する場所も近い。

そして、『おもて組』のリビングダイニングからは直接見えない。

 

これが理想の物干し場ではないでしょうか。

生活動線とのリンクと家のおもてを邪魔しない『物干し場』

私たちは、物干し場にこのような機能を求めて設計しています。

 

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