住まいづくりはもっと自由に、もっと楽しみながら出来ると私たちは考えています。快適でたのしみのある住まい作りのお手伝い。これが私たち Eee worksの仕事です。
一級建築士事務所 Eee works
『住まいを考える』シリーズ健康な暮らしと住環境家づくりのはじめに植栽・外構計画自然環境・災害
日射取得と遮蔽の間を考える

先日、東京大学前研究室が主催する『環境塾』にて登壇し、
『日射取得と遮蔽の間を考える』というテーマでお話をさせていただきました。
聴講くださった方々は、日頃から断熱・気密性能の高い住まいを追求されている
工務店や設計事務所の皆様。いわば業界のエキスパートの方々です。
私が何かレクチャーするというよりも、これまでのEeeworksの取り組みをお聞きいただくことが、
何かのヒントになればありがたいという気持ちでお話しさせていただきました。
幸い、講演終了後には主催の前先生からも、ご好意的な言葉をいただき一安心といったところです。
■高度な理論が飛び交う場で確信したこと
『環境塾』は、その名の通り激化する自然環境に建築としてどう対峙していくか。
そのために必要な住まいの性能の性能の最適値はどこにあるのか、
といった高度な理論と数値が飛び交う場です。
その中で、今回の講演や意見交換を通じて、私が改めて強く確信したことがあります。
それは、耐震性や断熱・気密性能といった数値(ロジック)は住まいを守り、
快適な室内環境を作るために欠かせない
『基礎体力』であるということです。
計算に基づいた設計や、現場での泥臭い微調整がなければ、家は成立しません。
しかし、私たちが目指すのは、
『数値の高さ(数字の競い合い)』そのものではありません。
■数値は『情緒』を解放するための土台

窓の先の外部空間と心地よく繋がること。
そして、その豊かさを『心地よい』と感じていただくためには、
根拠に基づく、断熱性能や窓選びが必須です。
そして、それらが適切に計画・配置され、正しく施工されていること。
これらが揃って初めて窓の外の景色の良し悪しに心を寄せることができるのだと思います。
つまり、数値(ロジック)は住まい手の『情緒』を解放するための土台なのです。
■酷暑の『池田の家』でいただいた言葉

実は昨日、お引渡後の取り扱い説明のため『池田の家』にお伺いしてきました。
先日の見学会後の温湿度調整の方法がうまくいっており、外気温38度という『酷暑』の中、
室内は1階・2階ともに室温25℃、相対湿度55%程度の快適な環境をキープしていました。
お伺いした11時頃の時間帯は、屋根に設置した太陽光発電により、稼働中のエアコン電力も全て賄えており、実質的な電気代は”ゼロ”という状態でした。
一通りの説明を終え、ダイニングで一息ついている際、お母様からこんな言葉をいただきました。
『窓の外の緑が見えるのが、とてもいいのよ』
これは、南窓の外に植栽した樹木のことを指しておられます。
これこそが、私たちEee worksが目指す、『性能の先にある情緒』そのものです。
『緑が見えて心地よい』と感じていただく為には、安定した温湿度の維持、眩しさを抑えた窓際、カーテンなしで過ごせる外構計画など、様々な要素が揃っていなければなりません。
それらが整った窓際だからこそ、住まい手はその『情緒』に触れることができるのです。
住まい手からのこの言葉は、設計者として本当に嬉しいご感想でした。
■科学的知見と感性を、一つの『器』に結びつける

東京大学でお話したこと、そしてお引き渡しした住まい手のご感想。
研究者や実務者が突き詰める『最新の科学的知見』と、住まい手が日常で感じる『気持ちよさという感性』。
この一見すると別物に見えるふたつを、一つの住まいという『器』の中で美しく結びつけること。
これが、Eee worksとして果たすべき役割なのだと、改めて実感しました。
■あなたが本当に手にいれたいもの
家づくりを検討していると、様々な性能数値や仕様の情報に触れ、『数字』ばかりに
目が向いてしまう時期があるかもしれません。
ですが、すこし立ち止まってみてください。あなたが本当に手に入れたいのは『数字』でしょうか?
それとも『その家で過ごす、かけがえのない豊かな時間』でしょうか?
迷った時は、せひ一度Eee worksにお声掛けください。
理にかなった性能の上に成り立つ、あなただけの
『情緒のある暮らし』を一緒に見つけていきましょう。
今回も長文お付き合いありがとうございました。
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