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一級建築士事務所 Eee works

Column コラム

2017-05-10

植栽もGW明けは、お疲れギミ。 Column82

植栽もGW明けは、お疲れギミ。

 

このGW。関西方面は比較的天候には恵まれましたね。

庭の手入れで、植栽を植えられた方も多かったのではないかと思います。

『夏には葉っぱが茂って木陰をつくり、

秋には紅葉して・・』

 

確かに落葉樹のサイクルからするとその通りなんですが、

その木。ご自分で植えられましたか??

もしそうでしたら、水枯れが心配かもしれません。

『若葉を見たい気持ちをグッと抑えて

 今すぐ、葉を40%ほど、除去』

して、1ヶ月ほど様子をみてください。

 

 

この時期、植えたての木は水分の吸い上げと、蒸発のバランスが取れていません。

水分は、根っこから吸い上げていきますが、植えたてのため、細い白い根っこが全くなく水を吸い上げる力がありません。

 

しかし、GW明けから、暦は『夏』気温もどんどん上昇し、葉からの水分の蒸発が激しさを増します。

ここで、吸収と蒸発のバランスが崩れ、『水枯れ』が起こります。

 

建築材木の話ですが、

山から切り出した木はしばらく、枝、葉を残したまま、山に放置し、水分が抜けてから、枝打ち、長さカットをするそうです。これも葉から蒸発する水分調整のためとのことです。

 

では、『水枯れ』を判断するポイントですが、

 

初期症状として、

1、葉がくるくると巻き始めます。これは、水枯れです。

  すぐに水をあげてください。

2、葉は、巻いていないがバラバラと落ちる。

       これは 植え痛み の可能性大です。

  植えたて、移動したてで、木が疲れていて自ら、蒸発調整のため葉を落としています

  他の葉が、しっかり枝についていて、残った枝もしっとり水分があれば、また新しい

  葉が吹いてきます。枝は爪ではじいてみて、鉛筆のように乾いた打感だとOUT!

 

この状態に気づかず放置してしまうと、枯れが起こり始めます。

 

木は、先の方から枯れてきますので、

 

・枝の先の葉がなくなる

・茶色になって乾燥したまま枝についている。

・枝の色から緑色が抜け、黒色に変色している。

 

この状態になったら、要注意です。

 

ダメな部分の除去が必要です。放っておくと、根元の方まで、『傷み』が進みます。

迷わず、切り戻しましょう。切り戻す場所の見極めですが、

爪ではじいてみて、乾いた音がする部分は切ってもOK=枯れています。

このあたりかなーという部分まできたら、そこに近い枝のしたまで切り戻しましょう。

 

 

                   

これで、しばらく『養生』します。

体力が回復したら、また、吹き返してきます。

 

そこから先カタチを整えなければなりませんが、まずは、暑い夏を乗り切ってからです。

この週末あたり、みてみてください。

 

『くるくる葉っぱ に ご用心』

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