住まいづくりはもっと自由に、もっと楽しみながら出来ると私たちは考えています。快適でたのしみのある住まい作りのお手伝い。これが私たち Eee worksの仕事です。
一級建築士事務所 Eee works
植栽もGW明けは、お疲れギミ。
このGW。関西方面は比較的天候には恵まれましたね。
庭の手入れで、植栽を植えられた方も多かったのではないかと思います。
『夏には葉っぱが茂って木陰をつくり、
秋には紅葉して・・』
確かに落葉樹のサイクルからするとその通りなんですが、
その木。ご自分で植えられましたか??
もしそうでしたら、水枯れが心配かもしれません。
『若葉を見たい気持ちをグッと抑えて
今すぐ、葉を40%ほど、除去』
して、1ヶ月ほど様子をみてください。
この時期、植えたての木は水分の吸い上げと、蒸発のバランスが取れていません。
水分は、根っこから吸い上げていきますが、植えたてのため、細い白い根っこが全くなく水を吸い上げる力がありません。
しかし、GW明けから、暦は『夏』気温もどんどん上昇し、葉からの水分の蒸発が激しさを増します。
ここで、吸収と蒸発のバランスが崩れ、『水枯れ』が起こります。
建築材木の話ですが、
山から切り出した木はしばらく、枝、葉を残したまま、山に放置し、水分が抜けてから、枝打ち、長さカットをするそうです。これも葉から蒸発する水分調整のためとのことです。
では、『水枯れ』を判断するポイントですが、
初期症状として、
1、葉がくるくると巻き始めます。これは、水枯れです。
すぐに水をあげてください。
2、葉は、巻いていないがバラバラと落ちる。
これは 植え痛み の可能性大です。
植えたて、移動したてで、木が疲れていて自ら、蒸発調整のため葉を落としています
他の葉が、しっかり枝についていて、残った枝もしっとり水分があれば、また新しい
葉が吹いてきます。枝は爪ではじいてみて、鉛筆のように乾いた打感だとOUT!
この状態に気づかず放置してしまうと、枯れが起こり始めます。
木は、先の方から枯れてきますので、
・枝の先の葉がなくなる
・茶色になって乾燥したまま枝についている。
・枝の色から緑色が抜け、黒色に変色している。
この状態になったら、要注意です。
ダメな部分の除去が必要です。放っておくと、根元の方まで、『傷み』が進みます。
迷わず、切り戻しましょう。切り戻す場所の見極めですが、
爪ではじいてみて、乾いた音がする部分は切ってもOK=枯れています。
このあたりかなーという部分まできたら、そこに近い枝のしたまで切り戻しましょう。
これで、しばらく『養生』します。
体力が回復したら、また、吹き返してきます。
そこから先カタチを整えなければなりませんが、まずは、暑い夏を乗り切ってからです。
この週末あたり、みてみてください。
『くるくる葉っぱ に ご用心』
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