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一級建築士事務所 Eee works

Column コラム

『住まいを考える』シリーズ暮らしを整理する設計

2017-05-12

玄関の段差とうまく付き合う Column83

段差とうまく付き合う

 

マンションと戸建ての大きな違いの一つに玄関に入って床に上がるまでの段差が

 

マンション=ほぼ0

戸建て  =50センチ位

 

これは戸建てとマンションの大きな違いの一つであると思います。

マンションだとないこの段差。

付き合い方次第で 結構快適になります。

 

これは、床下空間の有無によりますが、段差のある戸建てには床下空間があり、マンショには1階のみに床下があるためマンションのほとんどの部屋にはこの段差がない。ということになります。

 

戸建てではさけられない

『この段差』

どうするか!

 

これは結構やっかいな問題なんですが、工夫POINTでもあります。

Eee worksでは、この段差を解消するために『式台』を入れることをお勧めしています。

 

式台=元々は、武家屋敷で床から土間に降りることなく『籠かご』に乗るために作られたものだそうです。

 

いまでは、住宅金融支援機構監修の木造住宅工事仕様書 でも大きな段差の場合は『式台』などで段差解消することという基準もあります。

 

さて、私たちが、『式台』をお勧めする理由ですが、

玄関内で、土間のたかさ調整しても、30センチ前後の段差は残ってしまいます。

これが、そのままの段差だと、

 

・上り下りが大変

 毎日上り下りする玄関。単純にこの段差は危険です。

 

・靴を履く時大変

靴ヒモを結ぶ時、土間まで体をかがめて結ぶことになります。

これを『式台』は楽にしてくれます。

 

ただし、式台をつければすべて解決かというとそうではなくて、

住まい手の年齢・身長によって、式台の設置高さ、奥行きを調整します。

そうすると、

・靴を結ぶ時

・履き終わって立ち上がる時

・帰ってきて腰掛ける時

 

非常に快適になります。 

この快適な寸法の頃合いは住まい手さんの身長によるので、一概に何センチとは言えませんが、

・靴ヒモを結ぶ時息苦しくなく

・立ち上がる時、ふくらはぎに当たらない

 

『ご家族だけの絶妙な寸法』

があります。

 

また、式台の下を少し開けておくことで、式台の下にいつも履くサンダルなど靴の収納も可能です。

 

戸建てだからできるオンリーワンの寸法設定。

こんなことも可能です。

 

長文お付き合いありがとうございました。

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