住まいづくりはもっと自由に、もっと楽しみながら出来ると私たちは考えています。快適でたのしみのある住まい作りのお手伝い。これが私たち Eee worksの仕事です。
一級建築士事務所 Eee works
事務所が とにかく暑くて寒い
すっかり、ご無沙汰してました。
暑すぎて、のびてました・・。というのもあながち冗談でもなく、
私の事務所は先日TSUTAYAの運営する
T-SITE HIRAKATA がOPENしたご近所。
最近では、全国ニュースで、最高気温記録!と名前が出たりする『枚方市』
大阪は平均気温でも気温が高い地域ですが、枚方市はその中でも
結構暑い地域。ということになります。(正確な数値はここでは省略、先に進めます)
とにかく、事務所が暑い。
なぜこんなに暑いのかそれは、
南北に長い鉄骨2階建の長屋形形状。屋上防水仕様。
わが事務所は2階。
そして、天井裏 断熱材→無し 壁 断熱材→無し
連棟なので左右の部屋はあるんですが、夜間の営業のみで、
昼間は空き家状態。おそらくお隣の天井・部屋内の熱気もいただいてます。。
連日の気温の上昇とともに室温も上昇。
そして、室温の上昇に深く関わるのが天井裏の温度。
測ってみると45度前後。。
上からの熱射はかなりなもので、およそこんな感じ。
こんな環境で、仕事などできるわけもなく、
大人の事情はあるものの、これはダメだと改修決定。
そこで、どうせなら、色々と実験してみよう!
実験1:既存の天井を落とさず施工できないか。
「既存の天井を撤去の上、断熱材充填ののち、天井復旧。」
これが定石だと思われますが、これをすると、ホコリ、そして、先ほどの
熱波をまともに浴びながら、図面・・・なんて、出来るわけもなく、
天井撤去をせずに。進めることをまず考えました。
となると、板状の断熱材を既存天井に貼り付ける。
これが、いいのでは。ということで、
キッチンパネルを貼る要領で貼ったら付くのでは。という実験。
断熱材は
カネライトフォーム A-XPS-B-1b 熱伝導率0.040W/(m・K)
使用するボンドはこれ。
ちなみに、断熱材が天井にむき出しなのも味気ないので、あらかじめ
断熱材に化粧ベニアを同じ要領で貼ってあるものを天井に貼り付けていきます。
ベニア部分を塗装するのもアリかもしれません。
基本的に細かく切りすぎると施工性が上がらないので、大判のまま貼っていきます。
実験2:ボンドでどれだけの厚みの断熱材を保持できるか。
ということで、断熱材は50ミリと100ミリを使っています。
それを交互に貼っていく。
こんな感じになります。
最後はボンドが乾くまで、つっかえ棒で保持。
ひとまず、初日作業終了。
お疲れ様でした。
体感:天井断熱材を貼り付けるにつれ、暑さが和らぐのがわかります。
その中でずっと仕事してました。
非常に貴重な体験でした。
しかし、天井のフリク(うねり)があって、時間かかります。
週末までやってます。。
続く。
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