住まいづくりはもっと自由に、もっと楽しみながら出来ると私たちは考えています。快適でたのしみのある住まい作りのお手伝い。これが私たち Eee worksの仕事です。
一級建築士事務所 Eee works
『住まいを考える』シリーズ住まいのエネルギー家づくりのはじめに
20180707 七夕
今年の七夕は、残念ながら天の川は望めそうにありません。
6月18日の大阪北部地震で被災した木造住宅には、もう一つの苦悩
『大雨』がここ数日降り続いています。
それは、『災害』というレベルで、度重なる避難勧告のアラームも『慣れる』ほどの状況です。
被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
現在、
地震は、南海、東南海沖地震、他の
発生確率80%以上。
地球温暖化の影響で、大雨の発生頻度は上昇。
と言われています。
温暖化に大きく影響する住まいのエネルギー消費ですが簡単に言うと、
電気が必要
↓
発電で燃料を燃やす
↓
二酸化炭素発生
↓
ガスが地球を保温
というメカニズムです。
運輸、民生(建物)、産業、
のうち民生部門が約30%
内、家庭の消費が約15%。
(資源エネルギー庁HPより)
住まいが、運送業で使う燃料や、製造工場で使う電気などについで、
全エネルギーの15%を使っている。ということになります。
各部門で、省エネルギー化は、この温暖化状況を低減するために必須であり、電気自動車の急速な普及、太陽光発電、風力発電へのシフトなど、脱・化石燃料は世界的にもスタンダードになって居ます。
住まいで使用するエンルギーは、暮らしが豊かになるにつれ、使用量が増えています。そのエネルギーを
燃料を燃やす発電
↓
太陽光発電・風力発電
に置き換えることができれば、二酸化炭素の発生は大きく減らせる。そして、そもそも、住まいの高断熱化ができれば、使うエネルギーは少なくなり、また、冷温による病気のリスクも減り、健康に暮らせる。
我々一実務者としても住まいの耐震化と省エネルギー化は避けては通れない状況に、なっています。
写真は、APWフォーラムで見ていただくスライドの1枚ですが、
雨を表現する言葉が、日本には100以上もあるそうです。
恵みの雨、季節の移り変わりを知らせる雨、小雨に霧雨。
穏やかに楽しめる雨や、作物や木々に恵みをもたらす雨は、歓迎ですが、
一歩間違えると、『災害』にもなり得る雨。
その元の元の元=住まい(建築)
住まいの省エネルギー化はやはり必須だと思った七夕です。
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