住まいづくりはもっと自由に、もっと楽しみながら出来ると私たちは考えています。快適でたのしみのある住まい作りのお手伝い。これが私たち Eee worksの仕事です。
一級建築士事務所 Eee works
健康な暮らしと住環境
20180921ATCセミナーのまとめ
昨日開催された
IHPC健康・快適・省エネ住宅フォーラム
「住まい手の暮らしを守るエコハウス」
~家族の命、健康、家計、資産を守る家づくりとは~
登壇 M’s構造設計 佐藤実先生
松尾設計室 松尾和也先生
コーディネーター 堤太郎さん
佐藤先生からは、『構造計算の重要性』が繰り返し語られました。
ご本人も『何度も同じこと言いますよ』とおっしゃっていましたが、
その理由を私なりに考えてみました。
人の特性として、聞いた直後は、
『そうだ!その通り!うちも計算しなきゃいかんね!』
となります。
けど、何日かたち、実務に戻ると、
『さて、計算しないといけないけど、どうしたらいいのかな。。』
『ちょっとこれは、急ぐ物件だし、今度からでいいか。』
『つぎから、次から』・・・と言っているうちに、忘れてしまう。
日々、どんどん新しい情報、やななきゃいかん事は、どんどんやって来ます。
そうして忘れられるので、『くりかえし、くりかえし 言う』と言う事なのではないか。
何度か聞いていると、聞いた側は、『そういえば、こんな理由をつけてやっていない。。。』と思い出し、気まずくなり、取り組む様になる。
ということなのではないか。
佐藤先生は、もう本当に『構造計算やりましょう。絶対です!』と繰り返し繰り返し言われています。
やってみると、次の課題、少しの勘どころが出来て来ると私はおもいます。
そうして、『まずは取り組むことが重要だ』と言われているわけです。
『やらないのは実務者の選択、結果を受け取るのは住まい手』
やらない選択は、私はありえないと思います。
松尾先生からは、堤さんとのトークセッションで言われた
『2018年は災害対策元年』が一番大きなテーマだったかと思います。
本当に多い今年の自然災害。
豪雨、地震、台風、また地震。。
ここで、学ぶべきは『大変な年だった!!』ではなく、
『来年以降も同じことが起こる可能性が十分ある』だと思います。
この様な災害に対しよく言われる『想定外!』
これは、完全な思考停止で、こう言ってしまえば、すべての責任が放棄できる様な雰囲気すらある。
ではなくて『一度来たものは、次もある』と考え、『では対策はどうする?』と考える必要があると私は思います。
構造計算の話もそうですが、
人の特性である『薄れ、やがては忘れる』と
『想定外』という考えに対し必要な事は、
『聞いたら、知ったら、起こったら、
すぐアクションを起こす。』
そして
『全てを自分でやる必要はない。
頼めばいい。』
以上、セミナーの気づきでした。
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