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一級建築士事務所 Eee works

Column コラム

『住まいを考える』シリーズ健康な暮らしと住環境

2014-11-04

省エネ≠我慢 Column 004

Column 「省エネ ≠ 我慢」  14/11/04 No.004

 暖房の出番もそろそろかなという季節になってきました。

夏の終わりには大雨、台風、災害と色々と自然の猛威を感じる事も多く有りました。

被害に遭われた皆様には心よりお見舞い申し上げます。

強大化している台風 感じにくくなった四季化石燃料 省エネ ヒートショック光熱費 節電 ・・・ 

これ全て密接に関わりのある話なんです。今年は全原発がストップして初めての夏という事で、以前に増して「節電」が呼びかけられました。

省エネ=使用エネルギーの削減

本来はこうなのですが、日本では少し様子が違ってここに「我慢」という事が含まれてしまうのです。そしてその象徴は「エアコンの温度設定を28度に」というあれです。

夏場、家庭で使用される電力は全使用量からすると微々たる量にも関わらず、家庭では出来るだけエアコンを使わないという節電方法で「熱中症」にかかる事故が多く報道されました。

「質素、倹約を旨とすべし」勿論  、足るを知る事は大切な事だと思います。

しかし、倹約が命に関わってくるとなるとこれは問題です。

そもそも、省エネがなぜ命に関わる様な事になるのか。 それは住宅環境(温熱環境)の悪さだと思うのです。住宅環境(温熱環境)を改善するとこれは大幅に改善され、「省エネ ≠ 我慢」では無くなるんです。楽々と快適に省エネが出来る住まい。 これが節電時代に求められる住宅像だと思うのです。

次回はこの話のつづきを。

 

 

 

 

 

 

 

 

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