住まいづくりはもっと自由に、もっと楽しみながら出来ると私たちは考えています。快適でたのしみのある住まい作りのお手伝い。これが私たち Eee worksの仕事です。
一級建築士事務所 Eee works
ショートコラム
[ 設計事務所と1からつくる住まい ]
小さな外部 自生種で里山を創る。
住まい作りを始める時、まずは、敷地に足を運びます。
『どこが一番気持ちいいか』
『どこから見える景色が一番綺麗か』
といい場所探しをします。
しかし、住宅分譲地を始め、取り込みたい外部空間のある敷地は
なかなか少ないものです。
しかし、無いからしょうがない。。
ではなく、無いなら創る!と考えれば、どんな敷地でも対応できます。
隣に建物があって、しかし、開かれた外空間を作りたい。
のびのび 暮らしたい。
そんな時は、ついたてを立てる様に、少し塀を建て、
その地域に昔から生えている植栽『自生種』を植えてみてください。
やんわり囲われた、外空間が生まれます。
この自生種を植える理由はいくつもありますが、
一番は、その土地の気候と相性がいい。
相性がいいと言うことは、落葉樹なら新緑が綺麗に芽吹き、秋には綺麗に紅葉する可能性が高いと言うことです。
せっかく植えた植栽。見て楽しんで、長く手入れして付き合いたいものです。
しかし、最近の夏は本当に暑くて、植栽も大変です。
夏に葉っぱの先がチリチリと巻いて乾いていたりします。
さすがに自生種でも、この温暖化による高温環境は、きつそうです。
魚が取れる地域が、どんどん変わる様に、自生種もエリアが変わってきています。
やはり、住まいの基本性能を上げて、二酸化炭素排出を少なくすることは必須です。
自生種がその地域で、生きられる環境に戻すために。
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