[ 設計事務所と１からつくる住まい ]

ちょうどいい玄関の開き方とは？

そして気をつけること。

街と住まいが繋がる最初の場所。それは多くの住まいで玄関です。

文字通り　『玄関口』な訳ですが、これ、皆さんどのように開いていますか？

私たちは、設計者として　この開き方に１つルールをもっています。

それは、

『玄関ドアを開いた時道路から、直接内部が見えないこと。』

お出かけの時、お子さんのベビーカーを玄関先でセット。

雨の日に傘や、荷物や色々と抱えて出発する時ドアが開けっぱなしになることよくあります。

そんな時、信号待ちの車から家の中が『丸見え』ってあまり良くないですよね。

玄関ドアを道に向かないように設置する。

単純な話ですが、

これだけで、随分と雰囲気が変わります。

敷地の形によって、止むを得ず玄関ドアが道に向くことも当然あります。

そんな時は、少し目隠しの植栽を植えたり、板塀を設けたりすることで

目線をカットすることも可能です。

また、内部の廊下を直角にすることで、玄関ドアの先の内部が見えない。

という方法もあります。

いろんな方法があると思いますが、

これは、作り手の意識の問題かなと思ったりもします。

少しの工夫で街との関わり方が、ソフトになるように思います。