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一級建築士事務所 Eee works

Column コラム

『住まいを考える』シリーズ家具やインテリア

2017-06-05

北の子供部屋について考える。Column96

勉強部屋は北の部屋が良い!?

 

各室の部屋割りを考えるとき、一般的には環境が良い順に

 

1、南東 → 2、南西 → 3、北東 → 4、北西

の順になるのではないかと思います。

 

結果、個室にはあまり環境が良くないという事で、北側に水回りが集まる。2階は寝室が北面に来る。 という事になる事が多いのではないでしょうか。

 

さてこのとき、子供部屋、書斎はどの位置に来ますか?

私たちは、北面をお勧めしています。

北側に『子供部屋』? そうです、北側が良いと思います。

 

北の部屋のイメージとして、

『直射日光が入らない』=『暗い』・『寒い』

という事があると思います。

その通りなのですが、

子供部屋=(勉強部屋)、書斎として考えた場合、

『直射日光が入らない』というのは決してマイナス要素とはなりません。

 

野外活動で白いコピー用紙に印刷された印刷物読まれた事ないでしょうか?

・まぶしくて印字が見えない。

・やっと見えて目が痛くなりながらようやく読む

・顔をあげると周りの景色が暗く良く見えない。

こんな経験ないでしょうか。

 

これは、光の強さに対して、目が強すぎる光を絞り込んで紙の文字を見えるようにした事により

顔を上げても瞬時に、光の絞りが戻らず周りが暗く見える。 という現象です。

 

これは、部屋の中でも起こります。

南の大きな窓の近くに面した勉強机では、「野外活動の紙」のように直射日光の影響を大きく受け、かえって暗く感じるという事が起こります。

 

一方北面の窓は、『直射日光』は当たらず、雲や、大気中で反射した『変化の少ない明るさの光』が入って来る。という事で、北側の子供部屋、書斎は、太陽光に左右されないマイルドな光の空間になる。

これが、北側の子供部屋・書斎をオススメする理由です。

 

もちろん、北側の部屋が『寒い』という事が無い様に断熱・気密をしっかりしておく事は

大前提となりますが。

 

長文お付き合いありがとうございました。

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