住まい手の想いに寄り添い
納得いく予算で
浮かび上がるカタチを磨き上げる


住まいづくりはもっと自由に、もっと楽しみながら出来ると私たちは考えています。快適でたのしみのある住まい作りのお手伝い。これが私たち Eee worksの仕事です。

一級建築士事務所 Eee works

Column コラム

『住まいを考える』シリーズ健康な暮らしと住環境家づくりのはじめに

2023-12-02

Eee works が目指す『快適感』 Column 295

Eee works が目指す『快適感』

『豊かな暮らしの器をつくる』

が、私たちの大きなテーマです。

結果的には、エコハウスを作っていますが、それはゴールではなく、

テーマを実現するための『手段』として考えています。

この考え方は、設計打ち合わせの時からスタートしています。

例えば、

住まい手との打ち合わせの際、Eee worksでは性能の話は少なめです。

正確に言えば、性能はご要望や、PLAN・ご予算によって変更せず

こちらで、『最適化』するため打ち合わせする事 が無い。

というのが、正確なところです。

Eee worksの基本性能は、

構造面では許容応力度計算で

耐震等級3 耐風等級2 を確保。

断熱性能は、HEAT20 G2

=断熱等級6以上を確保する。

この性能を標準としています。なので、この点について、

最初のご面談の時に一通りご説明させていただいた後は、特に打ち合わせすることなく

PLANや、ご予算に応じて

『基準を守り最適化』しています。

もちろん、それより断熱性能上位のパッシブハウスをご要望いただいた際は、

こちらで、検証の上

お答えさせていただくようにしております。

この検証ですが、

断熱性能(厚み・量)の費用対効果

を確認しています。

断熱性能を上げる理由の一つに、暖冷房負荷を下げる

という目的があります。

暖冷房負荷とは、室温をある一定に保つために必要なエネルギーの量がどれくらいか。

の量を表すもので、

夏であれば、室温を過ごしやすい室温に保つためにどれくらい冷房を必要とするか。

冬であれば、心地よい温度感にするため、どれくらい暖房が必要か。

を数値化したものです。

そこで、重要になるのが

『太陽』

との付き合い方です。冬場は、太陽光が家の中に差し込むことは、

暖房効果が見込めます。

一方夏場は、冬には恩恵であった太陽光は、

遮りたい!と逆転します。

その上で、断熱材の増量に比例して冷暖房負荷が基準まで下がる場合には、パッシブハウスにチャレンジする事にしています。

案件ごとにこのバランスを確認しますが、

断熱量(費用)と性能のグラフの角度が、

価格だけが上昇し始めるPOINT

があります。

そのPOINTが、敷地に対して素直に設計した時の性能の最大値だと考えていて

それ以上は、性能を上げることが『目的化』すると考えています。

敷地によって決まる性能とは、

敷地の方位・形状・周囲の建物配置・高さ、

用途地域による周辺建物の将来変化

など様々な要件によりその敷地に建てる建物は影響を受けます。

 

その余条件とも言える周辺環境を無視し断熱層を厚くすれば性能を上げることは可能です。

ただ、それはその敷地でつくりえる性能の最大POINTを超える断熱工事と考えるため、お勧めしておりません。

高性能住宅が目的では無く、あくまで性能は

『豊かな暮らしの器』をつくるための『手段』と考えているからです。

そのため、

北側に美しい眺望が広がっている敷地。

西日が落ちる海を眺められる敷地。

この様な場合は、迷わずそちらに必要な開口を設けます。

それは、その敷地でのみ実現する唯一の計画です。

北・西などは性能面から考えれば、本来閉じることが、望ましく窓を設けることは、

性能が伴わなければ、マイナスとなります。

しかし『豊かな暮らしの器』として、その『景観・繫り』が、プラスとなるなら、

性能的マイナスポイントに対し、これまで学んだ性能UPのスキルを総動員して

十二分に補強すべきと考えています。

『性能を手段として考える』とは、この様な考え方です。

その手段を総動員した結果、寒さの消えた

『北向きの大きな窓から眺める美しい眺望』

これが、Eeeworksが目指す『快適感』であり

『豊かな暮らしの器』 だと考えています。

 

長文お付き合いありがとうございました。

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