住まい手の想いに寄り添い
納得いく予算で
浮かび上がるカタチを磨き上げる


住まいづくりはもっと自由に、もっと楽しみながら出来ると私たちは考えています。快適でたのしみのある住まい作りのお手伝い。これが私たち Eee worksの仕事です。

一級建築士事務所 Eee works

Column コラム

『住まいを考える』シリーズ

2019-12-27

Eee works的2019まとめ Column257

2019年 まとめ

年も押し迫り、本日12月27日 

しかし通常通り業務完了せず、まだまだ歳末感のない事務所。

どうしよーーー。 

と言ってももう慣れたもの。。

 

さておき、

最近、住まいの計画の打ち合わせの中で、改めて気づかされたことがありました。

 

Eee worksでは、仕様的には

 

・耐震等級3

・HEAT20 G2 グレード(ほぼG3)

・長期優良住宅仕様対応

 

を基本性能としていますが『この仕様』プラン打ち合わせでは、

実は、ほとんど話題に上がりません。

 

それを、最近打ち合わせ中の住まい手さまから言われ、

なぜかと考え直してみました。

 

打ち合わせで話す内容は、

・導線や、収納の量と場所など、暮らしの話。

・低い天井の効果とデメリットなど感覚の話。

・窓の開け方 明るさと外との繋がりの話。

・子供部屋の作り方など 空間の可変性の話。

 

などばかりで、最初の仕様の話はほとんどしません。

もちろん必要に応じてキチンとご説明はしますが、

 

『基本性能』なので、最初ご説明した後は、特に必要なく、

極端に言うと、必ずクリアすべき基準だと考えているからです。

 

住まいは、様々な要素で決まります。

 

ご夫婦の趣味、起きる時間、着替えのタイミング、に始まり

お子様の年齢に応じて間仕切りの有無。

車や、自転車の台数は最初に考えておくべきポイントだし、

趣味のものをどこに収納しておくことが、使い勝手が良いか。

主人の趣味のスペースもそっと計画に盛り込んでおくことも、大切なポイントです。

外との関わり、繋がり方は建物外観を決めるポイントとしてもとても大切です。

 

これらをどちらかと言うと、盛り込む方向で話が進んで、

でそろった頃、希望や考えの整理をするタイミングがきます。

そんな時に最終的に色々なものを決定する要素の一つとして、

『予算』があります。

 

趣味のものをどんどん加えていくと、希望には近づきますが、多くの場合、

『予算』とは離れていくことが多く、

 

『趣味・嗜好』『予算』

でにらめっこすることになります。

 

それは、あくまで『趣味・嗜好』の範疇のものを『予算』とにらめっこさせるのであって、

 

ここで、基本性能の部分をこのにらめっこに参加させない。

だから、打ち合わせではそれほど話題に上らないのだと思います。

 

これをにらめっこに参加させると、

予算に応じて、

 

『耐震3だと言っていましたが、費用の都合で

2でもいいですかね。。』

と言う話になり、それは、『基本性能』ではなく、

『選択肢の一つ』

 

オプションになってしまいます。

どんなプランでも耐震等級3を確保する。と言うことは、

自由に形を作っていく設計事務所としては、

 

自らに対して、厳しい話です。

 

しかし、それは『住まい』を安全な暮らしの器として使い続けるためには、

当然クリアしておくべきことで、比べる話では、ないと考えています。

 

豊かな暮らしの器を作りたい。

 

これが、Eeeworksの住まいに対する考え方です。

 

『趣味・嗜好』は『安全・安心・健康』が確保された上で楽しめるものです。

そのための基本性能が、

 

私たちは、

・耐震等級3

・HEAT20 G2 グレード(ほぼG3)

・長期優良住宅仕様対応

 

だと思っています。

これらを基本性のとして、『暮らしを楽しむための器作り』

を大いに住まい手とコラボレーションしていければと思っております。

 

明日28日よりお休みをいただき、新年は6日より営業致します。

 

2019年も大変おせわになりました。

2020年もどうぞ、宜しくお願い致します。

皆さま、どうぞ穏やかでよい新年をお迎え下さい。

Eee works 日下洋介

このコラムを読んだ人は、
こちらのコラムも読んでいます

無料相談会へのお申し込みは、お気軽に下記よりどうぞ!

お電話は月~土曜日AM9:00-PM8:00まで / メールは24時間いつでもどうぞ

  • お名前(必須)
  • ふりがな(必須)
  • メールアドレス(必須)
  • お電話番号(携帯可)

▲ページTOPへ