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一級建築士事務所 Eee works

Column コラム

『住まいを考える』シリーズ健康な暮らしと住環境家づくりのはじめに暮らしを整理する設計

2023-09-09

中間領域を考える Column283

中間領域を考える

来週月曜日に仙台にてYKKAP主催の会で、お話しさせていただきます。

その中のテーマの一つで再考していた内容

『中間領域のある住まい』

再考の内容を少しまとめてみたいと思います。

中間領域とは、外と内の中間の場所。

書いて字の如くですが、内でもあり外でもある空間を指します。

定義は曖昧ですが、とても気持ちい場所です。

身近な体験に置き換えると

『中間領域で食べるお弁当は3割マシで美味しい』

お弁当を部屋で食べるのと、外で食べるのは、どちらが美味しいですか?

私は登山をしますが、(最近行けていませんが、、)山頂で食べるカップヌードルは、

地上で、事務所で食べるそれの3倍マシで美味しいです。

スープを飲み干してしまうほどです。

これは、その前の運動が大きく絡んでいるとは思いますが、、、

それを差し引いても

注目すべき点は『環境が変わるとその味わいは大きく変わる』ということです。

お弁当も、教室で食べるより遠足の時に外で食べる方が美味しく、

季節が良くなるとその美味しさを求めて、公園で食べてみたり。

いつものアレが、食べる場所が『自然が感じられる場所』になることで、

その美味しさを感じる感覚が大きく変わる。ということかと思います。

これが環境変化のパワーであり、

『中間領域』のパワーかと思います。

リビングのすぐ先に、屋根・壁で覆われたテラスがある。

日射は程よく遮られ、雨はかからない。

しかし、鳥が泣いたり、虫の音、風の音と匂い、雨の匂いなど、

届いてくる環境状況は自然そのもの。

それが、『お弁当3割マシに美味しい理論』に繋がる環境だと思います。

 

それが、住まいにある。

これはかなり豊かではないでしょうか。

住まいに求められる機能は、ゆっくり体を休めて明日への英気を養う。

ということに大きなポイントがあるかと思います。

それに加えて、心の英気も養うことができれば、

更に良くないですか。

それが、中間領域の効果です。

茨木の家

中間領域のある住まい = 豊かな暮らしのうつわ

だと思いますが、いかがでしょうか。

住まい計画に是非、『中間領域』検討してみて下さい。

 

長文お付き合いありがとうございました。

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