住まい手の想いに寄り添い
納得いく予算で
浮かび上がるカタチを磨き上げる


住まいづくりはもっと自由に、もっと楽しみながら出来ると私たちは考えています。快適でたのしみのある住まい作りのお手伝い。これが私たち Eee worksの仕事です。

一級建築士事務所 Eee works

Column コラム

『住まいを考える』シリーズ健康な暮らしと住環境植栽・外構計画

2023-09-16

住まいの豊かさは窓次第 Column284

住まいの豊かさは窓次第

9月11日にYKKap主催

東北の家づくりを考える

に登壇させていただきました。

コロナ禍となり、各種講演、イベントがほぼWebに切り替わっていましたが、

コロナも5類に移行し、そろそろ各種イベントもリアル開催に切り替わってきています。

リアル開催でのイベントが久々で、しかも、4人が次々に登壇するという豪華な講演の

末席に加えていただきました。

ご一緒したのは、

 

東京大学 前 真之 先生

著書『エコハウスのウソ』をはじめ省エネ住宅を広めそのボトムを上げることで日本の住まいを

健康で、後世に良質ストックを残すことを当たり前化する。

これを各種データ分析、熱解析写真で、可視化し『見る人納得』の講演でした。

相変わらず切れ味抜群!

 

新建新聞社 三浦 祐成 社長

業界の専門誌『新建ハウジング』発行人で『変えよう!ニッポンの家づくり』を旗印に、

業界のトップランナーの取り組みや、業界の状況など業界をフカンするために必須の紙面を発行されています。

業界をボトムアップし良い住まいを作ることが、

住まい手の幸せにつながる!

 

 

オーガニックスタジオ新潟 相模 稔 社長

アーキテクトビルダーという言葉があります。工務店でありながら設計力があり、施工力もしっかりしている会社。 その第一人者かと思います。性能と空間の質感を両立していて、しかも工務店ならではの、各種最適化していて、 

上手い!の一言。

 

さて、私は、

『住まいの豊かさは窓次第』

と題してお話しさせていただきました。

私は、比較的暖かい6地域(東京から西の太平洋側の地域)で設計をしている設計者です。

私の立場からすると、

東北エリアというと、『比較的広い敷地に、庭付き一戸建て』と連想しがちだし、

我々のような温暖な太平洋地域とは、そもそもの環境が違う。とも思います。

しかし、調べてみると『今新築が建っている住宅地』は6地域と同じような状況がある事もわかりました。

おそらくこれは地域に関係なく、全国の一般的な状況かと思いますが、

人口がジワジワと減少してきた今。

 

住宅地は、コンパクトシティー化が推奨されています。

大きく分散した町から、いろいろ集めて、街をコンパクトにしましょう。という考え方です。

コンパクトになった街は、利用しようとする施設が近くなり、便利になります。

若い世帯が住まいを検討するとき、行政サービスの充実・学区・利便性を求めこの『いい街』に集中します。

こうなると、民間の利益の論理に素直に人口密度の高いエリアを中心に各種サービス、民間の店舗も集まってくることで、活気が生まれさらに人口が集中する。ということが起こります。

人口が薄いエリアの店舗は閉店し、学校、病院、行政窓口は、次第に統廃合され地域の過疎化、高齢化が進み、税収が減少。道路や河川、水道や下水道、電気などのインフラは、従来のサービスを維持できなくなる。

『自由化』という名のもと、

整理縮小が、始まる。

このような図式かと思います。

そしてこれは、人口推移の話なので、今更、様相を変えようがありません。

そうなると、住宅用地も比較的まばらな区画でよかった、豊かな田舎のエリアでは、今までの暮らしが成立しなくなり

『ある程度集中した区画の『街』で住まいを検討する』ということにならざるを得ない。結果、、

お隣さんが近くなる。わけです。

そこで

『窓、どこにつけますか?

どこに向かって開きますか?』

問題です。

計画段階で、図面で大きな窓を書き、いざ取り付けてみると、お隣の窓とはちあわせ。

窓の前に大きなデッキを設けて、コーヒーを飲もうと計画してみたものの、

外構計画ができていなかったため、デッキは道路から丸見え。これでは、、、

コーヒーは無期限延期。。 

このような状況は、広い敷地で、お隣さんの窓が離れていれば、問題化しなかった話だし、

そこを丁寧に設計する習慣がなければ、即対応できるものでもありません。

そこで、今回のお題

『住まいの豊かさは窓次第』

の話ですが、

窓をつける、目的・得たい効果を考え、窓をつける位置大きさを考える。

と同時に、その外の状況を細かく見て、必要であれば、何らかの対策をしましょう。

その対策が、植栽など季節感のあるものであれは、さらに良くないでしょうか。

そうすることで、

『窓をつけた目的・得たい効果』

が計画通りに、もしかしたらそれ以上に

感じられる窓になります。という話です。

実際、雨のかからない、目線も遮られた、インナーテラスでこれからの夜長に、

おつまみ持って一杯!

なんて、最高でしょうね。

そんな空間が、住まいにある。日頃の疲れを週末のインナーテラスで、癒し英気を養う。

そんな空間いかがですか?

これぞ、 豊かな暮らしの噐 かなっと思っています。

 

 

言ってたら、私も食べたくなってきた。。。w

 

ソーセージと、ビール。。

もいいなぁ、、。w

 

 

長文お付き合いありがとうございました。

長押しタップでInstagramもぜひ👇

このコラムを読んだ人は、
こちらのコラムも読んでいます

無料相談会へのお申し込みは、お気軽に下記よりどうぞ!

お電話は月~土曜日AM9:00-PM8:00まで / メールは24時間いつでもどうぞ

  • お名前(必須)
  • ふりがな(必須)
  • メールアドレス(必須)
  • お電話番号(携帯可)

▲ページTOPへ