住まいづくりはもっと自由に、もっと楽しみながら出来ると私たちは考えています。快適でたのしみのある住まい作りのお手伝い。これが私たち Eee worksの仕事です。
一級建築士事務所 Eee works
『住まいを考える』シリーズ家づくりのはじめに
住まいづくりは、チーム戦
私たちの住まいづくりは、つくづくチーム戦だなと思います。
住まいづくりは、
住まい手。設計者。施工者の3者
が揃って初めて成り立ちます。
この3者が『住まいづくりを成功させる』という共通のゴールをそれぞれの立場で目指すことが、ゴールを充実したものとする。
ここに尽きると思います。
初めてお会いする住まい手には、いつもこの話をさせていただきますが、
今日は、そんなお話です。
そもそも、そんなことは当たり前だし、施主様がいないと全ては始まらないでしょ。
まさにその通りなのですが、お話ししたいことは上下関係の話ではなくて、役割の話です。
『住まいづくりの成功』とは
『様々なことを検討して、結果としての形が、納得いくものとなった』
これが、一つの成功の形と言えると思います。ここで、重要なことが、この
『様々なこと、の幅』
これが大切なPOINTだと考えています。
この幅を出すために3者の協力が必要だと思うのです。
暮らしの情報は、住まい手のみが持っています。
なので、住まい手は、今の暮らしの状態。趣味や持ち物。
やりたいこと・やりたくないこと。
得意なこと・苦手なこと。
これらの共有が最初の最もたいせつな情報となります。
『この住まいづくりをきっかけに生まれ変わります!』
と、理想形を形にしてしまうと、
『出来上がった空間』と『今の自分』
の折り合いがしいケースも出てきます。。。
スミマセン、、、。
理想ではなく なるべく今に発想の出発点を置きたい、と私たちは考えています。
理想を否定している訳ではありません。理想に振り切るのではなく、現実から理想に向かっていく途中に、ちょうどいい頃合いが、あるのでは?と言うことです。
もし、理想にゴールを設定して問題ない場合は、それでも構いません。
また、現実的に考えすぎるあまり、
『私にはこれしかない』
このショットカット的な考えに固まってしまうこともよくありません。
この辺りの『さじ加減』を調整する役割が、
設計者だと考えています。
まず、住まい手から頂いた『今のわたし』と『なりたい私』の両方を見て、
『”今”と”なりたい”』のどちらに力点を置くか。もしくは、
全く違う解決方法でカタチをつくるか。
この辺りが、最初の作業となります。
加えて敷地の状況から、『できる事と避けるべき事』の整理。これも重要です。
具体的には、周辺建物により日射がどのような影響を受けるか。
また、避けるべき視線はどの位置からどれくらい入ってくるか。
地盤や、ハザードマップの情報も重要です。
このような敷地情報を整理し『作れるカタチ』を探します。
ここで、住まい手から頂いた『いまの私』と『なりたい私』
設計者が、さじ加減した『調整したカタチ』と敷地から『作れるカタチ』
が揃いました。
ようやく『カタチ』を現実のものにするための 施工者 の登場です。
住まい手も私たち設計者も、いろいろなカタチを図面にまとめたり、模型で見える化することは、可能です。
しかし、施工者がいなければ、住まいは建ちません。
また 施工者はこの『建てる』だけでなく、
施工者側から見た建材市場の情報。
山・製材所・乾燥具合など、使用可能な木材の情報など、今使用することが最適な材料の情報は、材料に一番近い施工者が持っています。
このような情報を柔軟に取り入れ、仕様(使用)に問題なければ取り入れる。
これも、費用面含め最適化するために必要な作業です。
これを
『お客様のおっしゃる通りにいたします』
『先生のご指示通りにいたします』
『作りやすいようにお任せします』
と言う考え方では、住まいづくりの結果は真逆の方向に進んでいくことは、明らか。ではないかと思います。
そういう意味で、住まいづくりは、
『住まい手・設計者・施工者』の3者が
トライアングルのチームを作る。
それぞれの立場から
『この住まいづくりの成功』のための情報を出し合い協力する。
ことが、必要。との考えに至っています。
いつもお話しすることですが、
『住まい手の感覚を持った設計者を育てる』そんなイメージです。
少々、打ち合わせは細かいですが www、 ジャストフィットに仕立てるために
採寸が細かくなるのと同じで、ぜひこの整理整頓にお付き合いいただき、ご意見をいただく方が、
住まい手にとって、街にとって『いい住まい』ができる。
そう信じています。
長文お付き合いありがとうございました。
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