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一級建築士事務所 Eee works

Column コラム

『住まいを考える』シリーズ健康な暮らしと住環境自然環境・災害

2025-01-12

最強寒波襲来 column351

今期最強寒波襲来!

近畿地方も北部では大雪警報発令!との週末を迎えております。

連休中に成人式を開催する自治体も多いと思われ、何もこんなハレの日に

大雪降らさなくても、、と、天に向かってぼやきたくなる週末です。

しかし、これは何もお天堂様の気まぐれではなく、我々人間に原因がある事のようです。

しかし、地球温暖化が進行しているのに、なぜ『寒波』??

今日も住まい手との打ち合わせでそのような話が出ました。

温暖化しているから、冬は暖かくなるのでは?

近畿は、沖縄のような常暑地になり、冬がなくなるのでは?

確かに秋は極端に短くなりました。先週まで半袖だったのに、いきなりライトダウン

を引っ張り出すような秋から冬への移り変わりでした。

温暖化による影響は確実に進行していて、近畿地方でも40℃を超える夏日が

珍しくなくなりました。

しかし、実際今現在も近畿北部では大雪警報が発令されるほどの

『寒波』

これはどういうことなのでしょうか?

色々と調べてみると、温暖化と寒波もやはり関連はあるようです。

私は、気象の専門家ではありませんので、かなりはしょって簡単に書きます。

地球温暖化により、海水温度が上昇しています。海水温が上昇することにより

蒸発する水の量が増え大きな雨雲が発生する 上昇する時に気流が発生し

これが台風となり、その台風が最近巨大化してきている。 

ここまでは夏の話で、見聞きしたことのある話かと思います

それはどうやら夏だけではないようだ!という話です。

海水温が上昇し北極圏の氷が溶けてきたことにより、北極圏自体の保冷効果が弱まり

北極圏上空の気温が上昇しているようです。北極圏の産業革命後の気温上昇は

約3℃と言われています。

その気温上昇は、それよりも南側のエリア(ロシア・モンゴル・北海道など)

の上空との温度差が少なくなるということを意味します。

温度差の少なくなった空気は馴染みやすくなり、本来なら北極圏上空にとどまっていた

寒気が南の空気と馴染みやすくなり南下している。

ということが起こっているようです。

北極圏の氷が溶け 氷山が漂流し始めしろくまがその上でなすすべなく佇む

というニュース映像をご覧になられた方もいらっしゃると思います。

大地がなく、氷山が北極をなしていたわけですが、それが海に帰ろうとしている

という衝撃的な状況です。

そうして南下してきた寒気が、海水温上昇により大量に蒸発した水蒸気と

バッティングして、雨ではなく雪になる。

これが、大雪のメカニズムのようです。

なので、これは天のいたずらなどではなく、原因は『人間活動』ということになります。

アメリカでは再度トランプ大統領が誕生しました。

トランプ大統領は、前政権時パリ協定から離脱した経緯があり、

地球温暖化にも懐疑的、、。温室効果ガス排出量世界第2位の国が再び離脱する

ことになれば、国際的には今後の大きな争点になることは間違いなく、

さらに温暖化を進める可能性も否定できません。

あまりに規模の大きなことに、我々いち事業者が ”どうこう” できる問題ではないことは

明白ながら、しかし『関係ないですわ~』という話じゃ決してない。

我々住まいを創る実務者にできる範囲で言えば、

少しでもエネルギー効率のいい住まい。

夏の猛暑に十二分に耐えうる外皮の住まいを創る

ということに尽きるなと思います。

今年も、気を引き締めて参ります。

 

 

 

 

 

長文お付き合いありがとうございました。

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