住まいづくりはもっと自由に、もっと楽しみながら出来ると私たちは考えています。快適でたのしみのある住まい作りのお手伝い。これが私たち Eee worksの仕事です。
一級建築士事務所 Eee works
『あれこれ考える』シリーズ『住まいを考える』シリーズ家づくりのはじめに
中間領域 再考

今週 久しぶりに住まいの見学会にお邪魔しました。
施工:ダイシンビルド
設計:堀部安嗣建築設計事務所

見学会は大盛況でお久しぶりの同業の方とも会ったり楽しい見学会で、学びも多い会でした。
その後の勉強会で堀部さんが最近取り組まれている、
90・30の組み合わせの話に新たな気づきがありました。

堀部さんの提唱する90・30
90とは 高気密高断熱の空間でいわゆるエコハウスの室内空間
温度・湿度・気流がコントロールされた空間を指します。
一方30とは、インナーバルコニーの様な屋根はしっかり掛けられているが、
壁はあったりなかったり、開口部も設けられていたとしても、
トリプルガラスの様な高性能窓ではなくシングルガラスの様な窓。
この両方の空間を構造的・温熱的には独立させつつ、隣接させ
程よくミックスすることで、暮らしが豊かになるというお話しでした。
手前味噌ながら

嵐山の家のインナーバルコニー
がその空間に近いのかと思いながら拝聴しました。
屋根と壁があるが、開口部に窓はなく、バルコニーの手すりの状態
日射は遮られているけども、気温は外気温という空間。

植栽の枝がインナーバルコニーまで伸びてくることもあるような空間です。
吹きさらしのウッドデッキではなく、かなり内部空間に近い外部区間という空間です。
Eee worksではなんの囲いもない吹きさらしのウッドデッキは計画しませんが、、。
この空間が生活の質を向上させるというこの話は非常に共感できるお話でした。
そして、ここからが新たな気づきで、
その空間は、本体構造とも切り離して考えても良いのではないか。ということです。
正確にそうは、おっしゃらなっかたけれども、私はその様にヒントを得ました。
本体建物は、耐震等級3で設計し断熱性能も気密性能も十二分に向上させています。
そして、その空間に続く中間領域も同等の構造・仕上げの考え方で作っていました。
ともすれば、結果としての建築の佇まいに緊張感が生まれるのではないか。

凛とした表情は決して悪くはないし、私はむしろ良いと思っていますが、
堀部さんのお話からは違った可能性が見えました。
もう少しおおらかに作り、仕上げももっとおおらかに考えてもいいのではないか。
そして、その作り方・仕上げが家の顔になった時、住まい全体の街に対する表情が
緊張感ではなく、ゆるさや街に対する寛容さ・馴染みが作れるのではないか。
これは、とてもいい気づきでした。
これからの計画に少し変化があるのではと自分でも期待しています。
そういえば、この施設のこの空間がまさしくそうでした。

藤森照信設計 ラ・コリーナ
バームクーヘン大好きの私のとっては色々な意味で!聖地の様な場所
この建築の 軒下空間がまさにそうだと思います。

『みんな大好き半戸外』
大変共感した堀部先生の言葉と共にやっぱりそうだよなーと
私も同意の51歳最後の週末です。
長文お付き合いありがとうございました。
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