住まいづくりはもっと自由に、もっと楽しみながら出来ると私たちは考えています。快適でたのしみのある住まい作りのお手伝い。これが私たち Eee worksの仕事です。
一級建築士事務所 Eee works
『あれこれ考える』シリーズ探訪記自然環境・災害
Expo2025 大阪関西万博
いよいよ明日開幕となった大阪関西万博
今日は大阪は晴天に恵まれ 夢洲の万博会場で開会式が開催!
明日の開幕初日の目玉!ブルーインパルスは 残念ながら、雨天で飛ばないのかも、、
というところですが 飛行ルートは旧大阪万博会場から地元ひらかたパーク上空を通るルート。
なんとか晴れてくれーーー!と願うばかりです。
さて、ご当地大阪でも、なかなか風当たりが強い万博ですが、個人的にはとても楽しみに
しています。そして実は、とある建物の設計者として関わっていました。
諸々あり全く公にしていませんでした。(大人の事情というやつです。)
私が、初めて会場を訪れたのは昨年の冬。まだ大屋根リングが部分的に建ち始めた頃で
リング内はほぼ更地の状態でした。
それが、1年後には
158の国と地域から参加され42のパビリオン建設がほぼ完成。
その他、特別パビリオン、静けさの森、飲食建物、バックオフィス、管理棟などなど、、
結局、広すぎて業務のかたわら色々見て回ることはできませんでした。。汗
万博という特殊なレギュレーションの中で、それでもきっちり許認可を取得しないと
着工できないルールは徹底されていて、行政の許認可 博覧会協会の許認可と
『慣れ』が誰にもない中で手探り状態でした。
そんな中でも我々チームは 設計・申請がオンタイムで進み、比較的スムーズに
着工できたと思います。
しかし、特に海外パビリオンは本国で計画、設計が行われ、いよいよ現場というタイミングで
本国スタッフが会場入りして現場監理。
慣習の違い、言語の壁もある中で着工するまでが、本当に大変だったと思います。
ニュースでは、色々言われていた万博ですが、
現場は、
『なんやかんや言うても、やると決めたらきっちりやる!』
という
日本人の現場に対する気概。そして関西人のとりあえずヒトコト言うけど
『ゆーても、やらなあかんやろ 笑』
という温かい声も聞こえてくるそんな空気感でした。
毎日現場の職方は数千人、もしくは1万人を超えている状況もあったと思います。
万博のネガティブ情報が日々報道される中、様々な思いを抱えて皆さん関わっておられたと思います。
色々言われながら、それでもあれだけの人が関わり、工程に則りきっちり現場が進んでいくのは
緻密に管理されている証です。
日本の設計・施工技術は海外でも非常に高く評価されていますが、これは日本が世界に
誇れる技術、『もう一つの万博』だったと 私は思います。
この万博がこの時期開催されることの意味、必要性。
『他にもっとやることあるやろ』
本当にいろいろな意見や、議論。時には立ち止まって考えることも必要だったのでは、
とも思います。
しかし、現場では関わった一人一人が責任を持って積み上げた仕事は大きな世界を作り上げた。
関わった建物をお引き渡しした時 そんな世界観を感じました。
私は、大阪・関西万博ということで、依頼をいただいた当初より地元の材、
現在の製造ラインで製材可能な部材、そして木造で作ることに意味があると
より考えていました。
開催期間半年の万博という特殊性、短期でしか表現できない形状、使えない素材。
万博だからできた建物も多く、建築の可能性の追求 未来につながる実験的な工法。
アートの側面が大きな建築。それも正しい答えの一つです。
ただ、私たちは大阪関西で開催され、そこに住まい建築をする我々がもっと積極的に
関わるために
『地元で仕入れられるいつもの材』
『いつもの材を組み上げて作る大きな空間』
にこだわりました。
結果、その地元の材が海外の方に評価されたらこれほど嬉しいことはありません。
もしコレだ!と気づかれたら、こっそり答え合わせさせてください。
建築チームの仕事は終わりました。
明日はいよいよ開幕です。
関わった人たちが積み上げた『本気の小さな仕事』が、
とても大きな世界を作っています。
4月13日から会期末の10月13日まで
是非一度は!
私も、これから1来場者としてガイドブック
片手にどこから回るか作戦会議です!
長文お付き合いありがとうございました。
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