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一級建築士事務所 Eee works

Column コラム

『住まいを考える』シリーズ

2019-07-23

自社基準を考える column251

自社基準(自分基準)を改めて考える

先週末は新しい住まい手との打ち合わせから、今週開け住まわれて3年目の住まい探訪など

住まいの豊かさと基準について。そして自社基準を改めて考える機会がありました。

 

私たちEee worksの自社性能基準は

・耐震等級3

・HEAT20 G2グレード

これを性能基準と考えています。

 

そして、これは必要な『基本性能』であり『目的』ではない。と考えています。

 

週末の計画中の住まい手との打ち合わせで、打ち合わせ開始以来この基準について話した時間は

それくらいだっただろうか??と思うほど、

 

ほとんど基準についての話はしていません。

 

それは、この基準は、我々技術者として、クリアしておくべき基本性能であり、

いわゆる『ストロングポイント』ではないと考えているためです。

 

それよりも、普段の暮らしにおいてストレスなくスムーズな導線計画ができているか

空間の『開く』と『閉じる』『繋げる』考え方が綺麗に整理できているかなど

 

『住まいの器』として考えるべきことはたくさんあり、それを丁寧に整理していくことが

設計ではとても大切であると考えているからです。

 

 週明け、自ら考え作り上げたという表現が適当な『住まい』を見学させていただきました。

主人は、旧知の仲で普段は冗談を言い合う方が多いというような関係で、いいお付き合いを

させていただいている人の自邸です。

 

その住まいも、性能はHEAT20 G2超えの高性能な建物でしたが、

 

『当初高性能の必要性に対し懐疑的だったらしい、奥様が見事に腹落ちされている様子』

『主人の、ご家族に対する高性能な住まいの必要性に対するこだわり』

 

そして何より、

『家族に対する深い愛情と熱い想い』に感動しました。

 

『住まい』はどんな時も家族が戻る場所。受け入れる場所と私は考えていますが、

 

その大きな目的のために、

『高性能であり、温度的に安定していて、静かで穏やかな空間』は

 

とても大切な要素の一つである。と改めて確信しました。

 

建物の性能が上がると

『家中の温度差が少なくなります。』

『断熱材の効果でとても静かになります』

『猛暑、雪、など外の季節がストレスでなく窓辺の景色になります。』

『冬の朝 寝起きが辛くなくなり、部屋着がモコモコしなくなります』

『暑い、寒い、蒸し暑い、などストレスがなくなり暮らしにゆとりが出ます』

 

他、色々本当に多くのメリットがあります。

 

そして、それがどなたの手にも届く『こなれた価格』で作り出せることが非常に重要で、

それを設計者として、技術者としてクオリティーを落とさず創るにはどうすればいいか。

ここがやるべきことだと改めて思います。

 

改めて、いい週末からの時間でした。

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