住まいづくりはもっと自由に、もっと楽しみながら出来ると私たちは考えています。快適でたのしみのある住まい作りのお手伝い。これが私たち Eee worksの仕事です。
一級建築士事務所 Eee works
『住まいを考える』シリーズ健康な暮らしと住環境
ルーバーの”ちょうどいい”
ある程度閉じたいけども、完全に閉鎖するのはちょっと違う。
程よく閉じつつ開いている様なものはないものか。
Eeeworksでよく出てくるキーワード
『ちょうどいい』
今日は、ルーバー編。
ルーバーの裏は、階段があり、その階段は
手すりがあれば、機能的には、問題ない。
ただ、それでは上り下りが丸見え。
そして、できれば、階段下は収納として利用できると、便利。
それをルーバーという方法で解決しました。
ルーバーとは、同じ寸法の材料を規則的にすきまを開けながら置くことで、よく見れば、向こうが隙間から透けて見える。
しかし、斜めから見るぱっと見では、その隙間が狭いため中はほぼ、見えない。
閉じたい具合によって、その隙間を
ちょうどいい寸法に調整する。
そんな便利なものです。
実際は、すきまは、確実に空いているので、風も通ります。
そして、その隙間から、時間帯によって差し込む光が、
この様な光の筋を作り出す。
今日の天候、今の時間を日時計の様に感じられる様な恩恵。
この様な光の偶然も作り出せるルーバー。
できれば、この様な”恩恵”も
あらかじめ計算できていれば、
階段の上り下りも気持ちよくできるかなと思います。
長文お付き合いありがとうございました。
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