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一級建築士事務所 Eee works

Column コラム

『住まいを考える』シリーズ住まいのエネルギー健康な暮らしと住環境植栽・外構計画自然環境・災害

2023-07-29

パッシブハウスにチャレンジ=後編= Column 278

パッシブハウスにチャレンジ!Vol.2

先週の『パッシブハウスチャレンジ』続き。後編です。

もし、まだお読みで無い方は、よかったら是非!前編からご覧くださいませ。

column 277 Click👆

私たちの事務所のある枚方市は、数日前に本年の国内最高気温を記録しました。

真夏になれば、岐阜の多治見さん 埼玉の熊谷さんと並んで、夏一瞬メジャーになる

枚方(まいかたちゃいますひらかたです)

です。

私の事務所は、以前はエコハウスを作っている事務所とは思えない、環境で、鉄骨造土壁塗り?

という躯体は鉄骨、壁は土壁。天井は陸やねコンクリートスラブ。

その直下に天井板を貼った無断熱事務所でした。

 

毎年、夏になると、昼間はエアコン最低温度+暴風モード運転でも意識が一瞬モヤっとする時間がある事務所でした。

天井表面温度50度。 

魚焼きグリルの中で図面を書いているイメージです。

流石に、、

入居後しばらくして、天井、壁にXPSを直接貼り付ける断熱改修をしました。

断熱って数値通りに効きます。ということを実感しました。

事務所は、真面目な話をすれば、色々と制約と事情もあり、気密工事はほぼ出来ていない状況です。

しかし、執務環境は激変しました。現在の天井表面温度は、

24.5度です。

 

さて、また前置きが長くなりました。

実際のパッシブハウスへのチャレンジですが、もちろん気密工事は必須です。

実際普段の工事でも気密試験は

全棟実施0.5㎠/㎡以下はクリア

平均で0.3㎠/㎡

程度の気密性能が出ています。

ただ、これは、設計というよりも施工の成績表で、工務店さんの力量によるものです。

ありがとうございます。

そして、今回のパッシブハウス基準クリアには、

その気密性能に加えて

暖房時に使うエネルギー量の制限。

冷房時に使うエネルギー量の制限。

家電などその他のエネルギー総量の制限

があります。

とにかく、夏も冬も外気温に左右されることなく、ほぼ暖房冷房に頼らず、

温度変化しない器の住まいで、冬は太陽の熱をうまく使う。

こんなイメージです。

身近なものでいうと、高性能な水筒のようなイメージです。

詳しくは、以前のコラムこちらをご覧ください。

デザインより、間取りより、先に『熱』やっぱり大事

column 231 Click👆

 

そして、今まさにその基準クリアに向けて、コンサルタントさんと試行錯誤の最中ですが、

パッシブハウス基準クリアに向けて一番苦労している点は、この

『夏も冬もクリアしなさい』

の部分です。

実際、冬に使うエネルギー量を減らすだけで良い。となれば、断熱材をたっぷり入れて、窓を大きくし、太陽熱を大量に取り込むようにすればクリアできます。

しかし、そうすると、夏に熱が逃げなくなり、夏の冷房に掛かるエネルギー量が増える。

それは、実際に数値を見てみて分かったことですが、絶妙に両方の数値は、

そう簡単にクリアできないよう

に基準数値が設定されています。

冷房をクリアすれば、暖房が収まらず。。。

モグラ叩きのようなイメージです。

そしてもう一つ。

私たちの目指す住まいは、前編のコラムの最後の部分。

『そして、住まう空間が『美しく、良い四季の変化が感じられること』

それが、『豊かな暮らしのうつわ』だと考えています。』

の部分。

クリアするために、窓の大きさの調整。庇の寸法の調整 屋根の断熱材の厚み調整。

さまざまなことが必要になりますが、その点において、

基準クリアとデザイン性を天秤に掛けなければならない場面が出てきます。

その点において、デザイン性を優先させる選択をし、今現状は進んでいます。

このこだわりが最後『基準クリア』まで突き通せるか。

ここがこだわりでもあり、基準クリアの難易度UPポイントかと思います。

そしてこれまでも、パッシブハウスチャレンジをしなかった訳では無いですが、

私なりの考えで、基準クリアのためのみに断熱性能を上げることをしない。

という考えがあります。

どこまでが、妥当か評価は難しいところですが、断熱性能を上げるためにかかる費用と

使用するエネルギー量が減る量をグラフの縦横に設定し、

そのグラフの線が、両方連動して一定に上がってる範囲はOK。

使用エネルギー量が減らず、いきなり費用だけが急上昇し始める範囲になったら、要検討。

としています。

これは、全棟『建物燃費ナビ』で断熱構成を変えて入力し、確認しています。

同じソフトで入力すると、一定の基準で評価できるので、どのソフトを使うかは、あまり問題にしていません。

そうして評価しているからこそ、このパッシブハウス基準の

『夏も冬もエネルギー量を減らしなさい』

この基準の絶妙具合が分かるのかもしれません。

パッシブハウス基準クリアのコラムにもかかわらず、

数値の話は、あえて控えましたが、ご興味があれば、ご説明差し上げますので、

お問合せくださいませ。

1番大切なことは認定基準クリアではなく

『暮らしが充実するか否か。』

こう考えているためです。『豊かな暮らしの器をつくりたい』

性能は手段です。

その考えに変わりはありません。

しかし、、

基準クリアしましたら、是非ご報告させてください。

そして、お施主様のご了解をいただけるなら、是非皆様にみていただき、

ご意見頂戴致したく。。宜しく御願い致します。

がんばります!

やっぱり、長くなった。。。。w

 

長文お付き合いありがとうございました。

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