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一級建築士事務所 Eee works

Column コラム

『あれこれ考える』シリーズ『住まいを考える』シリーズ健康な暮らしと住環境家づくりのはじめに植栽・外構計画

2024-04-27

植栽選定は、楽しい! Column 315

若葉の季節の植栽選定

植栽の選定のため、神戸の若生植木農園さんへ。

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もう何度通ったか、、、というくらい。

工事の終盤に、その住まいにあった木を探しに

時には住まい手も同行して、見に行きます。

昔に比べ最近は、樹形をあまり作り込まない『自然樹形』の木が多くなっています。

葉が比較的薄く、風にサラサラのなびく様な樹種が好まれています。

その樹種を住まいの形や、植栽スペースの広さ、場所をイメージしながら

相談しながら決めていきます。

その中で、いつも思うことが、樹種がとんでもなく多い。ということです。

何度も通っていると、ある程度『ブームの樹種』というのも見えてきます。

良し悪しでなく、『よく売れている木』です。

一昔前だと、『シマトネリコ』それはそれは、大流行りで街中でシンボルツリーといえば、

シマトネリコというくらい大流行りしました。

半落葉の木で、基本的に年中葉があり、その葉っぱが比較的薄く、波打っていて、

仕立て方によっては、落葉樹の様な繊細さがある。

ということが広まった要因かともいますが、

実はもともと亜熱帯の樹木で育てば10m以上の高木となり

また成長がとても早く、剪定を頻繁に行わなければ、

手に負えなくなってくる。という特徴もあり、一時に比べると、出荷も減ってきている様です。

そんなトレンドも、聞きつつ、新しい樹種の情報や、樹木の属性から耐候性、対塩害、

日照の必要性など、細かく教えていただきながら、覚えていきます。

樹木は、一様にどの木も日射が好きなのではなく、反日陰、日陰が好きな木もあります。

よく考えてみれば、納得の話なんですが、

自生している山は、大きな木が直射日光を浴び、その木陰で育っている木もあり、

さらにその下で、地被植物として湿り気を好む植物もあります。

それらの元々の生息地が、適した植栽地であり、日陰を好む木を直射日光がガンガン

当たる場所に植樹すると、途端に枯れてしまうわけです。

その様なことも学びつつ、樹形と、花の有無、時期など見定めながら決定していきます。

 

 

しかし、

数が多すぎてその時学び覚えたつもりの樹種情報は、

次に訪問した時には、半減してしまっています。

それを繰り返しながら、また今回も新しい樹木、希少種を学び、剪定しました。

ほんと、コツコツ積み上げるしかないなぁと、思います。

ただ、毎回とても楽しいので、それが懲りずに通い続けている原動力であることは、

間違いないです。

庭と一体で住まいを考えることは、暮らしに季節感=彩りを生み出すことだと

思います。

よかったら、実際生えている木を見れる機会はそれほどないと思いますので、

植木農園への訪問も ぜひ、ご検討ください。

 

 

 

 

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