住まい手の想いに寄り添い
納得いく予算で
浮かび上がるカタチを磨き上げる


住まいづくりはもっと自由に、もっと楽しみながら出来ると私たちは考えています。快適でたのしみのある住まい作りのお手伝い。これが私たち Eee worksの仕事です。

一級建築士事務所 Eee works

Column コラム

『住まいを考える』シリーズ家づくりのはじめに暮らしを整理する設計植栽・外構計画

2025-05-24

住まいは 建てる?買う? Column371

家は建てる?買う?

先日 住まいづくりの打ち合わせでこんな話がありました。

ハウスメーカーと設計事務所や地域工務店の家づくりはどう違うのだろうか?

私の答えは、

家を建てる・創る と考える我々設計事務所や工務店と

家を売る  と考えるハウスメーカー 

そして家を買うと考える住まい手

これ最初に、どちらが良い悪いという話ではないということを申し上げておきます。

私たち設計者、少なくとも私は『家を買う・売る』という言葉が

全くしっくりきません。

家は建てる 共に作るものだと思っていますし、実際の家づくり工程もそうです。

その土地・地域・ご家族の有り様や将来を見据え一番最適なものは何かということを

ゼロから考え形にしていく それはまさに調査・整理・計画・実行の繰り返しで

住まい手にとっても 整理と決断の連続です。

それを設計者として一緒にお供する。これは創る!としか言いようがない。

そう感じています。

そして、その結果出来上がった住まいは、そのご家族にとってのみピッタリと

マッチするものであって欲しいし、他の方にも同じものは当てはまらない。

Eee worksの事例に色々なカタチの住まいがあるのはそういうことです。

ハウスメーカーのようにあるマスタープランがあってそれを土地に落とし込む

というのではなく、その土地で最も良い作り方は何か。というところからスタートします。

そこが大きく違うところかなと思い、そんなふうにお答えしました。

実際、私たちの家づくりは打ち合わせや図面は多い方だと思います。

まず、場所の確認 場所のいいところとちょっと塞いでおきたいところの確認

そこから始まります。特にない場合は作ってしまうこともあります。

『借景』という言葉があります。敷地の外の自然風景をうまく取り込み

あたかも自らの庭の一部として見えるように計画する。

また、『借景窓』という言葉のように窓に綺麗に外の景色のいい部分を取り込めるように

創ることを言いますが、そうそう取り込める景色はありません。

もちろんある場合は、全力で取り込みます!

では 無い場合はどうするのか。 創るのです!その方法の一つが、窓の外の植栽計画です。

よく、植栽をシンボルツリーとして玄関前に一本!という計画を街中で見ますが、

私はむしろ住まいの中からどう見えるか。という点を植栽では重視しています。

せっかく植えた木です。ぜひ身近に感じていただきたいと思っています。

春から夏、秋・冬と移り変わる木の様子を窓から眺める。感じる。

これは立派な自家借景です。こんなふうに窓の位置、その先の景色をどうすると

この場所の居心地が良くなるか、楽しく過ごせるかを考えて設計しています。

そこには、それが楽しいと思ってくださる住まい手との共同作業が必須です。

なので、創る・建てるなんですね。

決して、決まった商品を買う では無いのはこのあたりの工程から来ています。

 

先日お引き渡ししたアーバンハットという住まいは 変形地に建つ住まいです。

様々な規制があり、その規制ギリギリで建てた建築面積は9.5坪x3の3階建

この面積での計画はなかなか痺れました。w

しかし、その中にも、上下階をつなげるための吹き抜け、外とのつながりを作るための

大きな窓を設けています。

面積以上の広がりを感じて、色々な居場所がある。と言っていただき設計者として

安堵すると共に、一緒に考えていただいたことが一つの形になったのだと、

一番報われる瞬間です。

もちろんお引き渡しは、本当のお付き合いの始まりですからここから先も

どうぞ、宜しく御願いします。

少し打ち合わせ多めですがW、一つ一つ丁寧に考えていきますので、これから

打ち合わせの住まい手さま 気長に楽しんでいただければ幸いです。

 

これが、Eee worksの住まいづくりです。

 

 

長文お付き合いありがとうございました。

長押しタップでInstagramもぜひ👇

このコラムを読んだ人は、
こちらのコラムも読んでいます

無料相談会へのお申し込みは、お気軽に下記よりどうぞ!

お電話は月~土曜日AM9:00-PM8:00まで / メールは24時間いつでもどうぞ

  • お名前(必須)
  • ふりがな(必須)
  • メールアドレス(必須)
  • お電話番号(携帯可)

▲ページTOPへ