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一級建築士事務所 Eee works

Column コラム

探訪記

2015-02-07

建築感を感じる旅 ドイツBAU編 Column007

建築感を感じる旅 ドイツBAU編 15.01.23
2年に1度開催されるドイツの国際建築・建材・建築システム見本市 BAU(バウ)です。
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世界中の建築関連の建材、工事関連機材、設計関連機器、不動産関連 等様々。

建築に関連するものなら何でも展示しているドイツの建築見本市です。
 我々は今回パッシブウィンドウジャパンと温熱関連の設計事務所としては
第一人者の松尾設計室の松尾先生の主催の研修ツアーに参加し
温熱関連の建材を中心に見学してきました。温熱環境に大きく影響する部分として
外皮部分の外壁、屋根、窓、断熱材。そして室内環境関連では換気機器、仕上げ材
等を中心に廻りました。
           IMG_4407

先ずは、出店企業・来場者の多さにこの見本市と、ドイツ国内の建築の盛り上がりを感じました。

出店企業数約2000社 展示面積17ホール18万平米 開催期間6日間 来場者数約250000人
           IMG_4527

環境先進国ドイツでは近年高度経済成長期(1940〜70)に建てられた建物の断熱改修

が盛んで断熱改修の為の関連資材も多く展示されていました。
           IMG_4390

新築用の断熱資材も多く展示されていましたが、断熱改修の方にウェイトが置かれている

様に感じましたし、その後の視察で施工事例も確認出来ました。
           IMG_4468  

窓に関しては日本では見た事もない断面形状の樹脂サッシ、木製サッシが

所狭しと展示されていました。ただ、性能だけを追求する時代から、機能性、デザイン性を
求める次のステージに入っているとの説明もあり、成熟期に入っている様です。
            IMG_4482

印象的であったのは建築工事関連機器の展示です。

建築工事関連機器なので、工具が展示されていて、対象は「職人さん」。
その中でひと際大きな人だかり。何と「有名なマイスターが来場していて記念撮影中」との事。
                       IMG_4548
日本的に言うと「大工さん」だと思いますが、日本では まず見られないだろう光景に
日本とドイツの大きな差を感じました。 聞くところによると、ドイツは業種によらず様々な「組合」
があり、それが組織としてきちんと機能していて、社会的地位もしっかり確保されるそうです。
日本の「一人親方」とは違い発言力もあり、担うべき役割も大きく違います。
組合は単なる保護ではなく職能も担保し、しっかり実利に繋げていくシステムがあるそうです。
そのため、建築に関わる各業界の組合同士が互いの発展のため、協調し恊働していく
雰囲気が有るのだと思いました。
それぞれが己の業界、個人の利益を追求するのではなく、消費者も含めたWIN・WINな関係を
追求する姿に『大いなる力』を感じました。

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