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一級建築士事務所 Eee works

Column コラム

『住まいを考える』シリーズ健康な暮らしと住環境植栽・外構計画

2023-07-08

PLAN の検討模型を考える Column276

PLANの検討模型を考える。

設計お申し込みを頂いたのち、まず取り掛かる作業が、ラフプランの作成です。

ラフプラン作成のゴールは、

平面計画・断面計画・立面検討。

この辺りのことをまとめていくことがゴールになります。

その方法をどのような”方法”で進めるか。

私は圧倒的に『模型派』です。

パースを書く設計者。

平面・断面・を同時に描きながら図面のみで完成形をイメージして進めていく方。

設計者によってこの進め方は、さまざまです。

私の場合は、『模型検討派』ですが、これもルーツは修行時代に戻ります。

修行時代は、そんなものといえば、そうかもしれませんが、

 

とにかく一つのことを決めるために、たくさんの検討が必要でした。

そして、その検討は1つ1つ時間がかかります。

材料の寸法、標準的な収まりはどうなのか。過去の事例、師匠の収まり、などなど。

一つ一つ調べながら、ようやく、1本の線、1つの形が見えてくる感じです。

とにかく時間がかかります。。。。

そんな調子なので、検討パース一枚にも、とにかく時間がかかる。

しかも、描いた一枚で確認できるのは、書き上げた1視点のみ

書き上げたパースを見ながら、あれ、この裏面はどうなってるかな。

こちらから見たらどう見える??

じゃあ、こちらからの視点も書くか。

これをひたすら繰り返すことになります。

ある日先輩が 模型を作っていました。

先輩は、形の検討に模型を使っていました。

先輩曰く『模型は1つ作ると、色々な角度から見ることができる』

確かに、模型をぐるぐる回せば、さまざまな角度から見ることができ、

覗き込むことも、屋根をめくって、上から見ることも可能です。

そうだ! 究極の時短が模型だ!

そうして私は、『模型派』になりました。。単純。。。

こんなもんです。。。。

こうして、とても不純な動機で、私は『模型派』になりました。

お察しの通り当然時短にはなりません。。

最も、元より工作が好きで、絵を描くよりも工作が好きで得意だった。

という真っ当な理由があったことも、一応申し添えておきます。。笑

こうして、弟子時代以降あらゆることを模型で検討してきているわけで、

 

今も、検討のスタンダードは、模型です。

そして、その模型も、作り方はさまざまです。

例えばPLANづくりに伴った模型もさまざまなものがあります。

まずは、敷地模型

敷地の周辺の状況、高さ関係の可視化、方位、などなど、盛り込むことはたくさん。

その敷地模型上に計画建物を置いていき、さまざまなことを検討・確認します。

計画建物言っても、最初は、塊を1つ置いて、

『なるほど!周囲の建物にこのボリュームの

建物を建てるとこう見えるか』

ここから始まります。

次に、周囲との関係性の整理

お隣さんの窓は?周囲の目線の多い場所と少ない場所の整理

日当たり、目線の抜けなど、気持ちの良い場所の整理。

(この辺りはプランの進め方の話をご覧ください。

画像をクリックしてください👇

家具選びのタイミングを考える column 274

住まいをゼロから考える column 268

住まいと植栽を考える column 272

など。過去コラムにも同様のものがあったと思います。

模型もプランと同様に、いきなり細かい点は決まりません。

ボリューム決めから始まって徐々に内部が極まっていきます。

なので、

ラフプラン作成時の模型はボリューム模型に屋根を乗せた程度です。

それが段々と計画が進んで、着工前には、1/50の大きなサイズの模型になります。

そんなラフプラン時の模型が事務所には、多く残っています。

実際に建築されたPLANの模型。検討したものの残念ながら形の変更、計画の変更により

日の目を見なかったもの。さまざまですが、

確実にその敷地に最適だと思う計画を熟考し作った模型たちです。

今日は、そんな模型を

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でご紹介しております。よかったらご覧下さい。

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